北杜夫『どくとるマンボウ航海記』1965・角川文庫-シーナさんおすすめの楽しい航海記 | ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)  

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 2021年秋のブログです

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 シーナさんの本を読んでいたら、北杜夫さんの『どくとるマンボウ航海記』(1965・角川文庫)をほめていたので、すごく久しぶりに読んでみる。

 じーじの持っている文庫本は1973年発行。

 定価140円。

 ちょうどじーじが大学に入った年だ。

 講義をきかずに、こんな本を一所懸命に読んでいた日々を思い出す。

 改めて読んでみると、この本、とても面白い。

 マンボウ先生のはちゃめちゃな行動が痛快。

 しかも、さすが、北杜夫さん、文章がうまい。

 やはりすごい小説家だ。

 シーナさんがほめるだけあって、冒険本としても一流だ。

 すっかり大航海の気分を味わう。

 それにしても、当時140円で買った文庫本を50年近く後でも楽しめるのは、本好きの醍醐味だろう。 (2021.10 記)

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 2022年秋の追記です

 今回で2回目のアップだと思うが、前回も今回も、いいね、をたくさんいただいて恐縮する。

 ただ、本書のブログを書いているかたが少なくてさみしい。

 いい航海記なのに、もっとたくさんの方々の感想を読んでみたいと思う。

 本書だけでなく、『マンボウ青春記』や『マンボウ医局記』なども傑作だ。

 ぜひ、これらの感想文を読ませてほしいな、と思う。 (2022.9 記)