日本の至宝がまた一人 | 僕が人生の終わりまでに作る271のプラモデル

僕が人生の終わりまでに作る271のプラモデル

50にしておっさん立つ。
30年積んだプラモデルを死ぬまでに作りきろうと思い立った、フライング気味で終活を始めたおっさんの話

皆様、こんにちは。
 
僕はラリーレイドをしたこともないし
冒険なんてものには
程遠い毎日を送っていますが
 
サハラの果て無き砂丘を砂煙を上げて、
ダカールの海岸線でラスト・ランを果たすため
砂にまみれ、睡眠を削ってマシンを整備し、
ひたすら地平線を目指してアクセルを踏む
 
この日本で
そんなダカール・ラリーを広く知らしめ
当時、モータースポーツでは
F1やル・マン24時間レースを除き、
異例のTV地上波で放送されるまでに
認知させた立役者の一人。
 
三菱自動車のサラリーマン・ドライバー
篠塚建次郎氏が亡くなられたとのこと、
本当に残念でなりません。
 
中学・高校生だった僕に
たっぷり刷り込まれた
冒険に挑む、ラリーレイドのカタルシス。
 
既に50を過ぎ、
人生の折り返しもターンしているけれど
チャンスがあるなら、
しがらみを全てかなぐり捨てて、
ライバルという仲間たちと
地平線の向こうへ、
無心にアクセルを踏み込みたい。
そんな妄想にいまだ憧れるおっさんですが
 
青春の思い出が、また一つ
完結してしまいました。
 
篠塚氏仕様のキットが2つ、あります。
いずれ、作ります。篠塚氏を思い出しながら。