№177 アラシ×いわさきちひろ 「あかいふうせん」 ヘリテージ水彩紙(細目)・水彩
以前にも書いたかもしれないけど、
(記事が増えてきて、自分で把握しきれなくなってる・・・)
「水彩は紙が命」です。
まずは紙。 次が筆。 それから絵具。
もしも、水彩がうまく使えない、という人がいたならば、まずは紙を見直してみて欲しい。
初心者ほど、自分の腕が無いせいだ、と思いがちですが、
画材を良くすることで、格段に上達することもあるのです。
そのくらい、水彩にとって紙は重要なファクターなのです。
いつも絵の右下に、使用した紙の名前を書くようにしたのも、
自分の覚え書きとして、それから誰かの参考になれば、と思って。
にのちゃんの絵を描きながら、実は紙の研究もしているのです。
今日使用のヘリテージは、キャンソン社が去年あたりに出した新しい商品。
これは、アルシュ紙に匹敵する良い紙だ!と思ったら、
お値段もアルシュ紙に匹敵する高価さでした。 (T_T)
アルシュみたいな特徴を持っていて、もう少しお手頃価格な紙は無いだろうか、
という思いで、こんなにいろいろな紙を試しているんですけどね~。
アルシュ紙の何がそんなに良いのかって?
●まず、絵具の発色が抜群に良い。
普通は水彩絵具は、乾くと色が一段褪せたようになるのですが、
アルシュ紙だと、塗った時の印象のまま定着する。
●描き味が非常にシャープ。
エッジがばっちり出るんですね。
●滲みが美しい。絵具が綺麗に広がって、変なムラとかできにくい。
●リフトアウトしにくい。
つまり、一度塗った絵の具が、再び水に溶けださないので、何層も重ね塗りが出来る。
●非常に丈夫で、どんな使い方にも毛羽立ったりしない。
日本の画材メーカーさん、なんとかなりませんかね?
値段のわりに、まずまずだなと思っているのは、
ホルベインさんのアヴァロン水彩紙。
シャープで、発色も良いし、好みの紙です。
ただ、リフトアウトしやすいので、重ね塗りには神経を使う。
ミューズさんの、ランプライト水彩紙も、悪くない。
ただし、発色は今一つだし、シャープさに欠ける。
でも、モヤ~っとした感じを出したい時には、柔らかい滲みで向いていると思う。
こんな話に誰が興味あるんでしょうか。
ついつい画材の話には熱くなってしまうの。
ごめんね、画材オタクなので許して~。
結局ね、何が言いたいかって言いうと、
水彩の模写をするときは、どの紙を選ぶか、から始まっているってことなんです。
いわさきちひろさんが使っている紙は何でしょうね?
美しい滲み、適度なざらつき、エッジに絵具がたまる感じ。
けっこう良い紙を使っているように思うんですよね。
アルシュの中目あたりかな?
常々、謎に思っているのは、萩尾望都さんの水彩で、
独特のモヤ~っとしたにじみと、発色。
あんまり良い水彩紙ではない気がする。
というか、水彩紙では無い紙を使っているのかもしれないなぁ。
漫画家の山田章博さんなんか、その辺で売ってる画用紙に描くみたいだしね。
絵描きさんは、学校行ったり、師匠についたりして学ぶかたが多いので、
画材もそれなりのものを使用していると予想されるのですが、
漫画家さんは、独学の場合が多いですから、
画材も、それぞれ独特なことが多い。
模写するときに、非常に悩みます。
私はゴリゴリの、アカデミックな絵画を学んでから、
いわゆる漫画的な?イラスト的な?絵が描けなくなりました。
描けない、はオーバーだけど、ヘタクソです。
中高生の頃は描きましたけどね。手描きBL漫画。(笑) (///∇//) (///∇//) (///∇//)
もう残ってないと思うけど、見つけたら直ちに処分だな。 Σ(゚∀゚ノ)ノ キャー
あんなの残して、絶対に死ねない…(笑)。
