基盤がしっかりしてこそ

関西に住んでいたころの友達から手紙がきました。
東京から。
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彼女はご主人の転勤に合わせて、ほぼ二年ごとにいろいろな所に引っ越ししていました。いまは九州のはず。え、東京?・・東京に来たの~?
その通り。東京に家を買って住み始めましたとのこと。
短い期間で引っ越ししてしまうものだから、仕事をしたくても本腰入れられず、どこか腰かけ的になってしまう。家に居れば、新しい近所の人間関係にいつも一から対処しなければならずまいってしまう。それが彼女の悩みでした。
基盤がしっかりしてこそ、安心して外に出て行けます。
それがぐらぐらしていると、心もとないですよね。
でもやっと落ち着けたという感じのお手紙でした。仕事も始めたとのこと。忙しくて大変だけど、生き生きしている様子、本当に良かったです。心から嬉しく思いました。おめでとう!
go out!
窓ぎわのトットちゃん
- 初版が出てから28年も経つ、「窓ぎわのトットちゃん」を、初めて読みました。子どもが小学校で先生に読んでもらいその内容を覚えて帰ってきて、「すごく面白いんだよ!」と興奮気味に話してくれて以来、気になっていたのですが、先日ふと入った本屋さんでやっと出会えました。
といっても向こうは大ベストセラーなのだから、28年ものあいだ、常にどこか近くにいたはず。実家にだってあったかもしれない。でも思うのは、今だからわかること、もあるんだろうなということです。なので遅い出会いは、やっぱり今だからなのです。
私に子どもがいるということもそうだと思うし、シュタイナー教育のような、日本の型にはめるような教育とは全然違う思想のもとでの教育に深く関心を持っていたこともそう。
それに、いま、多動症気味の大人にちょっと振り回されている現実があって、その付き合い方に悩んでいたということもあります。ああ、なんかトットちゃんとそっくり。そう思うと可笑しくなって疲れもどこかへ行くようです。
それにしても、すごく鮮明な記憶に驚きます。トットちゃんのトモエ学園での日々がキラキラと光っているようです。ほんとにキラキラと。自分自身を振り返ってみても、そんな瑞々しい記憶はどこを探しても出てきません。もっと曇っていて、もっと周りを気にしていて、もっともっと不自由でした。
だから、周りを気にしないで、いつも100%自分のトットちゃんが、すごくうらやましく思いました。- 窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)/黒柳 徹子
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ちょっとした
義母にわたす”ちょっとしたもの”をシンプルなラッピングペーパーで包んだのはいいけれど、シンプル過ぎて、なんだかさみしい・・。そこで”ちょっとした”シールを作ってみました。

自分の中の設定では、特色1色の濃淡でまとめるつもりだったのですが、紙にプリントしてみると文字の青が薄すぎました。黒にすればよかった。そうすると、2色になってコストが上がる?・・これはあくまで設定で、プリンターで出すのだから関係ないのですけど、ついつい頭がそっちへ行きます。
でも、レトロな、1色や多くて2色でできてる印刷物って魅力的です。版ズレなんかも、ご愛敬です。トラップをつけてずれないようにしてる部分の、下の色が透けてたりするのなんか、いいなあ!と思います。完成されすぎていないところが温かみがあっていいのかもしれませんね。