窓の外は田舎の路線 | ぼくはきっと魔法を使う

ぼくはきっと魔法を使う

半分創作、半分事実。
幼い頃の想い出を基に、簡単な物語を書きます。
ちょっと不思議な、
ありそうで、なさそうな、そんな。

 
いうほど読者のいないこのブログ。
でも一応、
ご無沙汰しております。

バタバタしている内に時間が過ぎていった一か月。
得るものあれば、失うものもある。

一番のイベントは引っ越しでした。
広いキッチンを手に入れたので、料理をすることが楽しい。
しかし、電車に乗っている時間が短くなったので、あまり本を読まなくなった。
家具や家電も集め終わり、ようやく落ち着いた、のか。

平行して、新しく始めたことがあります。
記者の真似事と、絵画。

記者の真似事とは、ちょっとした冊子に記事を書くこと。
先日、コーヒーが自慢のカフェの紹介文を書いて採用されました。
ブログを更新しなかったのは、他に文章を書く環境を手に入れた、からなのかもしれない。

絵画とは、これもそんな大層なことではありません。
高校生の頃に覚えた、アクリルガッシュという種類の絵の具を使ったお絵描き程度のものです。
相も変わらず幾何学模様を描いたり、エッシャーのような騙し絵を描いたりすることが楽しい。

そんなことを線路沿いの小さな部屋で楽しんでいます。
晴れた日には一日中窓から日が差し込む。
その窓の向こうでは電車が走る。
乗客の少ない、田舎の路線です。
でも、ここから十数分歩けばもう都会。
そんな感じが、少し寂しい。