大好きな人・2 | ぼくはきっと魔法を使う

ぼくはきっと魔法を使う

半分創作、半分事実。
幼い頃の想い出を基に、簡単な物語を書きます。
ちょっと不思議な、
ありそうで、なさそうな、そんな。


部屋を整理していたら、熊木杏里さんの初DVDが出てきました。
ぼくは、モノを大事にする=奥にしまいこむ、そんな癖があるのでいけません。

初めて行ったライブは、熊木さんのライブでした。
でも、初めて買ったライブDVDは、ゆずのDVDでした。
初めて買ったCDは、ZONEのアルバム『Z』でした。
始めて手にした有名人のサインは、作家・東野圭吾さんのサインです。

さて。
熊木杏里さんは2002年デビューのシンガーソングライターです。

ぼくが熊木さんを知ったのは2005年、浪人生をしていた頃です。
夜、勉強の合間にラジオを聴いていると、熊木さんの声が聴こえてきました。
『熊木杏里の夜な夜な白書』というラジオです。
熊木さんのちょっと間の抜けた声と、独特の間合い、ビブラートの少ない澄んだ歌声やどこか陰りのある楽曲にすっかりと魅了されました。
(例えば、「~だから、」といった後に一旦息を飲むんです。その間合いがとても心地良かった。)
2006年、年明け一回目のラジオで彼女はいきなり焼酎を飲み出し、結局べろんべろんになって終了、そんなお茶目なところも。
ちょっとスケベでもあり(この「ちょっと」というのがとても重要)、それがとてもいい。

ぼくは、人生二回目の“恋”に落ちました。

そんなちょっと年上の、歌の上手なお姉さんと、いつかお付き合いできるのではないかと、割と本気でそんな阿呆なことを本気で考えていました。
だから、ぼくはここに住もうと決めました。
(これは、まだ誰にも話していません。みんなには、この土地が好きだからといってあります)

そんなわけで、熊木さんの結婚は、結構ショックでした。
今ではお子さんもおります。
先日、彼女の誕生日のブログにて、遂にその手が…!あら、かわいい。
 ⇒熊木杏里オフィシャルブログ 『ぎゅっ』

テレビ画面の中で熊木さんがライブのラストソングを歌っています。
また、生歌を聴きに行きたいです。