ジオメトリック | ぼくはきっと魔法を使う

ぼくはきっと魔法を使う

半分創作、半分事実。
幼い頃の想い出を基に、簡単な物語を書きます。
ちょっと不思議な、
ありそうで、なさそうな、そんな。

高校の美術の授業で描いた作品が見つかりました。

各回作品のテーマは決まっていて、あとは自由。




photo:01
高校一年のはじめの課題作品。


水彩絵具の使い方をマスターする課題。


評価は「A」。


色合いが暗い。


絵には自身の心が投影されるというのは、間違いではない。


今ならもっと明るい色を使うでしょう。


この後、絵葉書を描く課題に移りました。


誰に出したかは、覚えていない。






photo:02
これも高校一年の作品。


透視図法とポスターカラーを使うことが条件。


というわけで、有名な登り続ける階段。


オリジナリティが足りない。


評価は「A」。



美術の授業は高校二年までありましたが、
特に指定がなければこんな幾何学的な絵ばかり描いていました。



一年の評価は10段階で「9」。


この年は「10」がいなかったということなので、この評価は素直に嬉しかったです。






photo:03
高校二年の頃の作品。

先生が変わっても飽きもせずこんな絵、というより、こういう絵しか描けない。


矢印がテーマ、それでこれは苦しいか。


これも有名な錯視絵を参考にしたもの。


すごいすごい、と言われ、評価は「A'」の後の「A'↑」。


結局展示までいったけど、やはりこの作品だけ浮いていたかな。