久しぶりの投稿になってしまいました。

通常モードにほぼ戻った、日常。

何か変わるか、色々リサーチしていましたが、

特に変わることがなかったと感じています。

 

個人的には、通常モードに戻ったあたりから徐々に売り上げが

落ちていきそして、9月はここ2,3年で一番少ない売り上げになって

しまいました。しかし10月、11月は売り上げが落ち始める前の状況に戻りました。

原因は、まったくわかりません。

そのことは、別の記事にします。

 

今回は、今後の「ストックフォト」についてです。

正直、これからは厳しい時代になると思っています。

 

要因の一つとして、ストックフォト業界全体が「素材の飽和」

状態になっていること。

ストックフォトを行っていている方で、気づいている方もいると

思いますが、検索をかけて出てくる素材は、販売元が売れると判断した作品だけです。ほとんどの作品は、検索者に見てもらうことができない状況。これは、作品数が多すぎることが原因です。

 

そしてもう一つが、生成AIの登場。

現在の生成AIの実力は?と問われれば、まだまだと思う人は多い

かもしれません。しかし、実際にTVCMでも使用されて始めてい

ますし、Web広告でも見かける機会が増えましたので、近い将来は?

 

そこで、試しに利用してみることに。

これは、生成AIで描いたイラストです。

 

そして

これが、生成AIで作成した実写?です。

 

ものすごく簡単に作成できました。

実写版は、現在色々と権利関係やバリエーションの問題等あるので

実用化するには時間がかかると思いますが、

イラストは、やり方次第ではすぐにでも実用化できるかもしれません。

 

そして、今後考えられることは、Webデザイナーさんが

ストック素材を利用するのではなく、自ら生成AIで素材までも

作成する時代がくるのか?

それとも、ストッククリエイターが生成AIを利用して素材を提供

していく時代になるか?

 

そう遠くない未来にその答えが出ているのかも、と、独り言です。

 

作品が売れるようになるには・・・。

 

私が個人的に思うことは、「欠陥品を登録しない!」ことだと思っています。

 

一応、フリー素材であっても作品は、「商品」なので、欠陥品を商品には

しないということです。

 

では、欠陥品とは?

 

写真の場合、ピンボケやブレに関しては誰でも気にすると思います。

しかし、主たるターゲットに問題が発生しているか?いないのか?を

気づいている人は少ないと思います。

 

例えば、花を撮影した場合

・主たる花以外に枯れている花が写っていませんか?

・主たる花にゴミがついていませんか?

・花や葉に虫が付いていませんか?

・蜘蛛の糸が写っていませんか?

 

虫の場合

・羽が破れていたり、足の数が少なくなっていませんか?

・傷がついていませんか?

 

物撮りの場合

・主たる物にホコリや糸くずはついていませんか?

・主たる物にカメラや自分が写り込んでいませんか?

 

風景の場合

・水平ですか?

・晴れていますか?

・自分の影が写り込んでいませんか?

 

人物の場合

・歯が黄ばんでいませんか?

・目の毛細血管が目立っていませんか?

・服にゴミがついていませんか?

 (ビジネススーツの場合、審査段階でNGになります)

・服がよじれていたり、破けていたりしませんか?

 (審査段階でNGになることがあります)

・モデルのネイル、テーマに合っていますか?

 

売れていない時は、意外と上記のような内容を見落としているか、

気にしていないケースが多いと思います。

※ちなみにPIXTAでは、上記の内容は審査対象(一部対象)ではない

 みたいなので、作品のクオリティがあれば、審査は通ります。

 

同じテーマの作品があった場合、絶対にきれいに仕上げている作品や

細かいところまで気をつけている作品が選ばれると思いますし、

そこで、他のクリエイターと差をつけることができると思います!

 

実際に、以前はそんな細かいところまで気にしないだろうと思っていました。

しかし、なかなか売れないので、細かいところまでチェックし、修正できるところは修正して登録したところ、急に売れるようになりました。

 

たまたま、かもしれませんけどね・・・。

 

前回の続きで、デザイン的要素が強い写真について。

 

基本的にフリー素材の多くは、デザイン的要素を強くして撮影するものだと

個人的には思っています。

 

では、具体的にはどのように撮影していくのか?

 

①主たる物が分かるようにシンプルに撮影

 「テーマ」が分かりにくくなるような構図では撮影しない。

 物撮りする時などは特に、あれもこれもと入れたくなりますが、

 とにかくシンプルに画面を構成するように意識します。

 

②使い勝手が良い作品になるように撮影

 「コピースペース」を作るといい!とよく言われますが、これも一つ。

 あと、「寄り」と「引き」を使いわける。

 「寄り」は出来ても意外と「引き」は、引けきれず中途半端になることも

 あるので、引く時は思い切って「引く」ことを心がけます。

 

③画面を構成する「」を意識して撮影

 色には、万人に好まれる色合いと好まれない色合いとかがあるみたい

 なので「」を意識して撮影するようにしています。

 

④「光」と「影」を意識して撮影

 どちらから「光」を当てたらよいか?この「影」はあった方がいいのか?

 ない方がいいのか?を考えます。

 

以上のことを個人的に意識して撮影しています。

 

特に③の「色」は意識しています。

 例えば、

 青空の「青」と雲の「白」と木々の「緑」があったら、どのくらいの割合で

 構成したらどうなるのか?と想像してみるとか。

 同じ場所の夕景でも「マジックアワー」になるタイミングを狙って撮影して

 みるとか。

 でも、結局購入者の好みによるので、「自己満足」だけの写真を登録

 するのではなく、悩んだらすべて撮影し、登録しています。

 

 よくある話ですが、自分がいいなと思った作品ではない作品が好まれ

 たりしますよね・・・。

 

何回かに分けて、個人的に意識して撮影していることなどを書かせて

いただきましたが、ストックフォト活動している中で気づいたことや気に

なったことなどの情報を今後、お伝えしていければと思っていますので、

よろしくお願いします。