Facebookにも書いたことがあるのですが、フリー素材の写真の

撮影の仕方って2種類あると思っています。

 

一つが、「資料的要素」を強く撮影した写真。

もう一つが「デザイン的要素」を強く撮影した写真。

 

「資料的要素」が強い写真は、文字通り資料として使われることを

前提として撮影された写真。

 

生き物全般の写真は、こちらに属するかな?と思っています。

他に公共設備や風景写真などの一部もこちらに属すると思います。

 

「資料的要素」が強い写真に求めらるものは、一枚の写真から得られる

情報の正確性だと思います。

ここを間違ってしまうと、絶対に売れない!

 

購入者が作品を検索する時に使用するのが「キーワード」。

 

     「キーワード」=「タグ」

 

「タグ」入力を間違っていたり、大雑把な「タグ」を入力していたりすると

絶対に検索されない。

意外とこれが多く、私も初期の頃名前が分からない「虫」を蝶とか蜂とか

だけしか入力していなくて、全くアクセスすらされませんでした。

それをちゃんと調べて「正確な名前」を入力をしていくようにしたら

アクセス数が急に増えました。・・・ただ販売に繋がるかどうかは別の問題。

 

ただ、注意しなければいけないことがあって、「類似の種」の有無の確認!

生き物系には、類似の種が必ずある上に見分けが難しい。

ここが「タグ」を間違ってしまう原因の一つ。

 

そして、間違ってしまった「タグ」をつけたことにより、間違った作品を

売ってしまうリスク!・・・・・ものすごく危険!

 

昔、「毒きのこ」なのに「毒きのこ」ではない物として販売して大きな

トラブルになったという記事を見たことがあります。

 

よって、あまり調べ物が得意ではない人は、チャレンジしない方が

いいジャンル若しくは、スタイルだと思います。

 

ただし、「資料的要素」が強い写真は、ピンポイント戦略なので

ハマると強い!

 

次回は、デザイン的要素が強い写真を・・・。

 

※こちらの記事は、あくまでも個人的見解ですのでご了承ください。

 

 

今回は、街の風景写真の「売れる」ポイント!

 

ここからは、あくまでも「個人的見解」ですので、参考程度でお願いします。

 

①まずは検索

 これから撮影してみようと思っている「街」の写真を検索してみてください。

 都道府県で検索→市町村で検索

 5桁以上登録されていたら「売る」ことより「見て頂く」ことすら難しいです。

 3桁だったらチャンスなのですぐにでも!

 

②リサーチ

 不動産関連など「街の風景写真」が使用されていそうな広告や誌面を

 チェックしてみる。

 また、行政が発行していいる「広報誌」や行政の広報課が発信している

 SNSなどは、ヒントがたくさんありますので、是非チェック!

 

③晴れている日に撮影

 もし、同じ街の写真で曇りの日と晴れている日の2枚の写真があったら

 どちらを選択しますか?

 私は、晴れている日の写真を選択します!

 

④その街を象徴するものを必ず入れる

 地方都市の写真となると観光地以外、まず他の地域に住む人から認識

 してもらうことが難しいと思います。

 でも、地元の人ならすぐに分かる物が写っていれば、少なくても地元の

 人には届けられます!

 

 「街の風景写真」は、広く多くの人に・・ではなく、地元の人に向けての

 ピンポイント戦略なのです。

 

以上です。

 

「街の風景写真」に限らず「フリー素材の写真」は、「」に届けるか?

だと思います。

広く多くの人に届けたいのであれば、知名度が高い物を狙う!

でも、ライバルが多いので売るのが難しい。

 

ピンポイント戦略であれば、狙いがハマれば確実に売れます。

ただ、売上もピンポイント・・・なので・・・。

 

どちらを選択するか?

 

風景写真を撮影する際に注意することとは?

 

当たり前の話ですが、「立ち入り禁止」エリアに入って撮影しないこと。

あと、意外と忘れがちな「私有地」に入って撮影しないこと。

 

この二つは、プライベートの撮影でも同じことですよね。

 

では、公園などで撮影する場合は?

 

公園などで撮影する場合、都道府県レベルで管理している公園では

「撮影許可」をとる必要がある場合もあります。

「撮影許可」を必要としている理由は、利用者の妨げになるかどうか?

商用利用であるか?などです。

 

実は、フリー素材用の写真を撮り始めると上記の内容が微妙に

ひっかかります。

モデルさんを使用し、撮影する場合は撮影許可が必要と分かりますが

「風景写真」は?となりますよね?

 

普通に撮影するなら利用者の妨げにはならないけど、フリー素材は

商用利用なのでは?と思いました。

 

実は、公園利用だけではなく、スタジオ利用でも同じことがあります。

 

スタジオの料金表には、通常利用と商用利用に分かれていて、

スタジオによっては、フリー素材用の撮影は「商用利用」にあたりますので

商用利用料金になりますといわれることがあります。

 

よって、公園などで撮影をする場合は、念のため施設管理者に確認をとることをお勧めします。

ちなみに公園の外から「公園」を撮影する場合は、いらないのでは・・・。

 

次に写してはいけない物とは?

 

基本的には、個人情報につながる物はNGとなっています。

たとえば、撮影許可を得ていない人や車のナンバープレート。

あと意外と落としがちな「車を運転している人や乗っている人の顔」。

個人的には、看板などに書かれている「電話番号」は写さないように

しています。

 

「看板」は写っていてもいいの?

 

一応、風景の一部として成立する場合は、OKとなっています。

ただ、看板が目立ちすぎている場合や主張が強すぎる看板が写って

いたりすると、作品としてどうなのか?使い勝手はどうなのか?は

検討した方がいいと思います。

 

芸術性が高いものはNG!

 

オブジェや銅像は完全にNGなので、撮影してはいけません。

ただし、写り込んでしまっている場合は、風景の一部として判断できれば

OKになることもありますが、トラブル防止の観点から、避けておいた方が

無難。

 

あと、意外と難しいのが「デザイン性が高い建築物」。

 

建築物の著作権は、意外と判断が難しいので、デザイン性が高いな?

と思われる建築物は、避けた方がいいです。

 

ちなみに写真の販売は問題ない?けど、写真を利用する場合は許可が

必要となる建築物もあるので、そのような建築物を撮影した場合は

コメント欄などに「写真を利用する場合は、施設管理者の確認を・・」

みたいなコメントを添えておくと購入者に対し親切かなと思います。

 

建築物関係でいうと他に「寺社仏閣」。

特に「お寺」は、色々と何かあるみたいなので注意してください。

 

長くなってしまいましたが、以上になります。

 

次回は、「風景写真」の売れるポイントかな?

 

※あくまでも個人的見解ですのでご了承ください。