腹ごしらえを済ませて向かった先は『大刀洗平和記念館』
道中にあった『隠家森』?のクスノキ
樹齢1500年とか
到着~
ヘリコプターMH2000
ここはかつて「東洋一」と謳われた旧陸軍 大刀洗飛行場があったところ。
中に入ると係の方から施設内の説明がありました。
基本的に館内全て撮影禁止。
ただ3機の戦闘機だけ撮影(静止画)可なので、その写真だけです。
まずは幻の戦闘機『震電』
試作機を作ってテスト飛行しているうちに終戦になったので実際は戦争で使われることはありませんでした。
『震電レプリカ』
映画『ゴジラ-1.0』で使用
通常は前にプロペラがついているけれど
震電は後ろにプロペラがついています
※拡大できます
『零式艦上戦闘機三二型』
現存する三二型はこの機体のみ
操縦席
※拡大できます
『九七式戦闘機』
拡大できます
天井にはB29爆撃機の実物大スケールで作られた平面の骨組みがあったけれど、大きさが雲泥の差でした
もう化け物だ。
平面でも日本のものより数倍大きいのに立体になると、どれだけ違うのか?
B29内部にはトイレやベッドもあったんだそう。
ミニシアターでは約15分ほどのムービーがあり、この大刀洗飛行場のことや犠牲になった子どもたちのことが当時の写真を交え
ドラマやアニメ仕立てで解説されました。
「頓田(とんだ)の森の悲劇」は1945年3月27日のこと。
旧立石国民学校で終業式の最中 空襲警報が鳴り響き、児童たちが集団下校している時に一部の子らが逃げ込んだ学校近くの「頓田の森」に爆弾が直撃し
24人が即死、7人が搬送先で息を引き取ったそうです。
亡くなられた特攻隊員等の遺影が壁に並べられていましたが、その中にまだ幼い子たちの遺影もたくさんあり より一層心が痛みました。
鹿児島の『知覧特攻平和会館』へ行った時もズーン・・・ となったけれど。
2階には映画『ゴジラ-1.0』の撮影時のスチール写真や、実際に撮影で使われた小道具などが展示されていました。
これは企画展でGW(5/9)までらしいので観たい方は お早めに
撮影スポット
7年前(平成29年)にオープンした新館は特攻をテーマとした展示室があり、鹿児島の錦江湾、吹上浜で引き揚げられた零戦21型と52型の残骸や
新たに寄贈された特攻隊員の遺品などが公開されています。
数年前にロシア×ウクライナの戦争が始まり、まだこんな愚かなことやっているのかと憤りを感じました。
戦争と平和について今一度しっかりと考えたい、全世界の一人ひとりに考えてもらいたいです。
平和記念館の向かいにある『大刀洗レトロステーション』にも行こうと思っていたのですが臨時休業?だったのが残念でした(定休日は火曜なのにー。※行ったのは日曜)
なんだか、この日は(肉フェスといい)ツイてないなぁ・・。