数日前、京都の保津川下りで大変な事故が起こってしまいましたね。
結局お二人の船頭さんが お亡くなりになってしまった。
ご冥福を お祈りいたします。
私も京都で暮らしていた時に学生時代の友人らが遊びに来た際、3回ほど乗船したことがあります
京都って基本、神社仏閣めぐりが中心で(桜や紅葉は得も言われぬ美しさなのですが) 少しばかり地味なので
こういった派手なアクティビティが1つあると良いなと思って観光コースに入れてしまうのです。
※今回の事故当時の画像ではありません
2011年の天竜川での転覆死亡事故によってライフジャケットの着用義務化に繋がったそうですが
私が利用した当時(約20年前)は、まだライフジャケットの着用は ありませんでした
嵐山という京都の中でも屈指の観光名所ですが、保津川は穏やかで緩やかな流れの場所と水しぶきが体にかかるぐらいに上下左右に大きく揺れる激流ポイントがあって
桜や紅葉を楽しみながらスリルも味わえて、とても楽しかったことを覚えています。
今回 乗客は幸い全員助かりました。
ライフジャケットを着用していなかったら、もしくは腰巻タイプだったなら 更に大きな事故になっていたことでしょう。
夏はともかく冬場は水が冷たいから心臓麻痺や低体温症の危険性もあります。
特に川は海よりも体が浮きにくいし、岩なんかもあるから落ちると本当に危ないんですよね。
自然相手は何が起こるか分かりません。
どれだけ万全の準備をしていたとしても、命を失ってしまうこともある。
私が当時、事故に遭わなかったのも たまたま偶然 運が良かっただけなんだなぁと思います
アウトドアは心も解放的になって楽しいけれど、それと同時に危険が伴うことを再度 認識しました。
以前、私が「ラフティングしたい」「キャニオニングやりたい」と言ったら「転覆する」「頭打つ」とネガティブ発言を夫は繰り返していましたが
ある意味「命を守る」ということに関して言えば「やらない」という選択肢は確かに一番正しいのかもしれない。
ラフティング(画像はお借りしています)
山で遭難したり滑落したりするニュースのコメントに「山に行くからだ」「自業自得だ」「自然をなめるな」みたいな文言をよく見かけますが
「君子危うきに近寄らず」てことなんでしょうかね。
ま、リスク回避という点で そういうことを言い出すと、車の事故だったら「運転しなきゃいい」「車に乗らなきゃいい」みたいな極論になっちゃうけれども
自然だけじゃなく、とにかく生きていくということに常に危険はつきものなのです
何もしなくても歩いているだけで、バスや電車に乗っているだけで、通り魔や痴漢やストーカーの被害に遭ったりすることもあるし、飛行機に乗ったら もしかしたら落ちちゃうかもよ?
じゃあ、家にいれば安全かって?!
今は家にいても強盗に命を奪われる時代。
生きることはサバイバル=どこにいても戦場で、自分の身は自分で守らなきゃいけない。
平和ボケしてる場合じゃない。
話が逸れましたが 我が家も釣りなど海や川で遊ぶので難しいところですが、安全管理をしっかり行なって これからも十分に気を付けながら楽しみたいと思います。
一応 冬場はベスト式のライフジャケット、夏場は腰巻タイプを着用していますが これが必ずしも万全とは言えないので。
ライフジャケット着用の夫(直近)
これは股にベルトを通してないから
ダメだね!!脱げる場合がある!!
夫には「絶対にテトラ(ポット)に乗らんで!!(←落ちると上がれないので)」と、きつく言っているのですが
夫は根拠なく「大丈夫ちゃ!」と軽視しているので(滑り止めの靴を履いてはいるものの) 一人では行かせられないなぁ。
大の大人に過保護と思われるかもだけど、夫は いわゆる「やらかす」(あまり慎重ではない)タイプなので心配が尽きません・・