アマプラ独占で『ラルクアンシエル』の30周年記念ライヴとドキュメンタリー映像を配信していたので観ました
アマゾンプライムから予告画像をスクショしています
(以下同じ)
今年5月に東京ドームで行われた2DAYSの2日目です。
(比較的)最近の曲は完璧には分からなかったけれど(耳にしたことはある)、ほぼほぼ全曲歌えました
一応ファンなので。
(リアタイでは『Blurry Eyes』から聴いてて(←TV(ポップジャムとか?)で演奏していた)
アルバム『DUNE』~『AWAKE』までかな?&ビデオ1本持っていて
ライヴはスマイルツアーの1回しか行ったことないけど、ファンと言っても良いのだろうか?)
コロナ禍であってもクオリティの高い、とても良いライヴでした。
ハイドの喉の状態も割と良かったし、他メンバーも一音一音が研ぎ澄まされていて ほんと職人みたいだった。
「そんなにラルク知らないよ」って人でも、演った曲ほとんどがヒット曲だから このライヴ映像を観たら「聴いたことある」って感じだと思います。
って考えると、やっぱり凄いバンドだな。
いまだにドーム埋まるし。
ドキュメンタリーはスタジオリハの様子を流しながら、メンバーそれぞれがインタビューに応える形になっているんだけれど
バンドの内情が分かって、ちょっと寂しかったな。
やっぱり長く一緒にバンドをやり続けるのって、とても難しいことなんだと思う。
バンドだけじゃなくて、何か一つのものを大勢で作ることって本当に難しい
楽曲を作る人間がバンド以外にいる、あるいはバンド内で一人だけが作詞作曲する場合は それほど問題ないのかもしれない(言われたまま演奏だけする形)。
でも それぞれが曲を作れる=アーティスティックな部分(こだわり)がある場合は、どうしても揉めてしまうんだと思う。
良い例えがハイドが言っていた「岡本太郎が4人いたら、話がまとまらない」って(でも岡本太郎が4人なら思考は一緒だから まとまるかもしれないけどねw)。
メンバー同士、仲が悪いわけではないけど ほとんど喋らないという。
スタッフがメンバー一人ひとりに意見を聞いて回ってまとめるって知って、ほんと悲しいなって(めっちゃギスギスしてるやんって)。
お互い衝突を避けるために、意見をぶつけ合うこともないんだなって。
まぁそれが解散を回避する唯一の方法だから仕方がないのかな?
テツヤが最後に「メンバーに言いたいこと」という質問で話していたのは「ライヴのMCの時みたいに普段でも会話をしよう」ってことで(うう・・泣ける)
テツヤとハイドぐらいは話せるんじゃないかと思うんだけどなぁ、無理なのかなぁ。
本当は皆も話をしたいけど、揉めるぐらいなら(自分の意見を引っこめるのも嫌だし)って感じなんだろうなぁ(ハイドが自分以外のメンバーは「子ども」だって言っていたw)。
関係ないけど、うちの夫バンドも今年で結成30周年だったんだけど(結局ライヴできなかった。ここ数年活動もできてないし)
やっぱり曲作りの場面では揉めるんだよね。
夫バンドの場合は夫しか曲を書かないにもかかわらず、それでも険悪な感じになっちゃうのね。
仲が良くて割と言いたいこと言えるバンドでもそうなんだもんね。
あー、逆か。言いたいこと言うから揉めるんだよね。
でもやっぱり自分の思いを伝えなきゃ、一緒にバンドをやっている意味ってないよね。
ラルクのライヴが観られたのは とても嬉しかったけれど、複雑な気分になったのでした
でもずっと長く続けて欲しいなと思います。