焦燥 | From Rabbit House

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好きな音楽や日々の暮らしを
思うまま感じるまま。

久しぶりにビビっときた。

昨日、車のラジオから流れてきた とある曲。


ヴォーカルが男なのか女なのかさえ分からない。

近年ハイトーンヴォイスの男性ヴォーカルが流行っているから今回もその類かなとは思ったけれど。


最近だと「ゲスの極み乙女。」を初めて耳にした時にもビビっときたけれど、はるかにそれを凌ぐ。



帰って調べてみた。
バンド名が聞き取れず、覚えてもいなかった。

曲名も「焦燥」だか「衝動」だか曖昧。

ラジオのDJが発した「男女2人組ユニット」という情報だけを頼りに検索すると出てきた。


「GLIM SPANKY」

元は4人組のバンドだったけれどもリズム隊が抜けて今は2人ということみたいだ。

ノイジーなギターサウンドにハスキーな声。

そして胸をかきむしられるような旋律。
完璧。





新しいバンドを知る手段は雑誌やTV、CDショップ、ライヴ、もちろんネットでの口コミなどあるだろう。

あ、今じゃネットの動画が一番手っ取り早いか。


地方の片田舎に住んでいる私には・・

というか昔ほど音楽に貪欲ではなくなった私にはラジオのエアチェックぐらいしかなくて、

直でライヴを観る機会のある東京近郊の人達が本当に羨ましく感じる。


とは言え、もし住んでいたとしても新たなバンドを発掘しに箱巡りするか?

と訊かれれば、そんなこともないかもしれないけれど。



正直、業界人が薦めるバンドは(バンドに限らずタレントなどでも)売りたい側のごり押しで、数年前に

「大型新人がデビュー」「ブレイク必至」みたいな触れ込みでデビューしたバンドがいたけれど、試聴し始めた途端に音を止めてしまった。


実際そのバンドはメディアにもよく出るし、売れているし それはそれでいいのだけれど

やっぱり自分の耳で聞いて目で見るのが一番だなと思いました。


特に音楽はやはり耳から入るものなので、ヴィジュアルなどで誤魔化されずにどれだけで勝負できるかだね。


という意味でも、このバンドのサウンドは素晴らしい。

まぁ好みの問題だけどね(それを言ったら全ての話がそれで終わるw)