花鳥風月 読書ログと四季の記録 -6ページ目

花鳥風月 読書ログと四季の記録

晴耕雨読の日々とはいかず、自由になる時間も減りましたが
「忙中、閑有り!」
日々、読んだ本の感想を書きつづっています。
たくさんアウトプットしていきます。

ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)/東野 圭吾

¥700
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交通事故、失われた記憶、人形職人、妖しい女、よみがえる死者。

過去に起こした交通事故の記憶を失ってしまった主人公。

事故について調べていく内に、次々に奇妙な事実が浮かび上がってきます。
読み進めていくと、主人公と一緒に不安な気持ちに置かれ、続きが気になり、先が読みたくなります。

入り組んだ事件の真相は、「わるいやつら」の話というよりも、悪あがきをすることが、さらに不幸をよび、事態を複雑にした印象を受けました。

エンディングの「死の間際の目」にまつわるエピソードは、ホラー的な要素(言葉が適切ではない気もしますが)も含み、異色のミステリーだと思います。
マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~/マネー・ヘッタ・チャン

¥1,365
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寄付団体、新築マンション、談合、流行ファッション、生命保険、
天下り、ネットの検索結果、小説大賞などなど、

知らないうちに騙されている世の中の仕組みを、
童話のようにわかりやすく教えてくれる本。

現実の元ネタをわかりやすくもじっているため、楽しく読めてタメになりました。

生命保険をテーマにした章などは、
自分が義理人情で保険に入ってしまうタイプなので、
あまり笑えませんでしたね。
確かに保険のセールスレディの方は、入れ替わりが激しい(苦笑)

こういう世の中の仕組みは、善悪は別として、ものの見方を広げたり、自分の知っている世界を広げるという意味で知っておいた方がよいと思います。


ラットマン (光文社文庫)/道尾 秀介

¥620
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意外な結末に驚かされたくなって(?)
また道尾作品を購入しました。

あらすじを読んでみると、アマチュアロックバンドの話とのこと。

ロックバンドと「ラットマン」という不思議な題名がうまくつながらないまま、読み進めました。

ひとつの誤解から、誤解が誤解を生み、さらに過去の事件との相似も同時に語られ、とても読みごたえがありました。

ある行為が、前後の状況によって全く違う意味を持ってくる。
読み終わって、タイトルのラットマンが
物語の内容とうまくつながりました。

事件の「真相」も、最後まで二転三転します。
希望の残るラストでよかった。