デザインやマーケティングについで、最近、興味を持ち出したのがマネージメントだ。

これまでも社内プロジェクトで組織運営や人事管理については、自分なりに研究もし、考えもまとめてきたが、それらはあくまでも、組織の一員としての視点から。

もし、起業したら、一から組織を作るとしたら、どうやって運営し、人材を管理してゆくか?

そんなことを考え出すと、今まで読んだ本も全く違って見える。

ユニクロは、マクドナルドは、どうやって今に至ったのだろう?なぜドラッカーはマネージメントの神様と呼ばれるのか?そんなことが気になりだす。


幸い、通勤中に本を読む時間はたっぷりある。

このブログでも追々、読んだ本のまとめや感想を書いていこう。

なぜ広告の世界に興味を持ったのか、を振り返ってみると、NYはmadison Ave.のDDBやO&Mに代表される広告代理店隆盛期の一連の作品(ビートル、マルボロ、エイビス)のアートワークやコピーに惹かれたからだ。


今にして思えば、デザインもさることながら、その根っこにある「マーケティング」というものの魅力が僕の好奇心をくすぐったのかもしれない。


学校を出て、すぐにCM制作会社に入った僕は来る日も来る日も撮影や編集に明け暮れ、とうとう身体を壊してしまった。

医者に仕事を辞めるよう勧められ、貯まった金を持って憧れのNYに飛ぶ。

折しも、キースへリングやバスキア、ウォーホールといったポップアートの全盛期、音楽ではヒップホップが生まれ、54やROXYがクラブカルチャーを牽引していた今や伝説の時代。

かれこれ1年半ほど働きながらNYの空気をたっぷりと吸い込むと、いつしかお腹一杯になり、やりたいことがなくなってしまった。


帰国してからはナショジオのフォトグラファーなどと契約のある写真通信社でアートディレクションの仕事をしたり、グラフィックデザインの手伝いをしたりするも、どこにもつながっていかないもどかしさを抱えていた。


半ば抜け殻のような状態でたどり着いた今の仕事には、かれこれもう26年いることになる。

その間にデザインもマーケティングも実践を通してそれなりのノウハウは身につけてきたけど、果たして、どれくらい自分の思うようなアウトプットができただろうか?

社会的にも保障された居心地の良さに安住し、その時々は波乱万丈、やりがいも楽しさもあったけど、本当に自分を賭けて何かを成し遂げた充実感を感じたことはなかったように思う。


今更、おおげさなことは望まない。

ただ、途中で置き忘れてきたものを、もう一度拾い集めて、自分なりに見直してみたい。

それがたとえ、人から見てとるに足らないことでも、その中に僕が探していたものがあるかもしれないから・・





そもそものきっかけは何だったんだろう?

もともと広告の世界が好きで、20代からコピーライティングやグラフィックデザインを志向していた。

今の会社に入ってからも、アートディレクション的なことは好んでやっていたし、趣味でもデザイン的に好きなモノや印刷物などのコレクションは続いている。


いつかは「デザイン」の仕事をしたいなぁ・・

そんな漠然とした想いが、いつしか溜まりに溜まって、バケツの淵からこぼれだしたのかもしれない。

もうこの歳になって、「いつか」はないということもわかって、「じゃあいつやるのか?今でしょう」という気になったのだと思う。


もうひとつきっかけといえば、田舎に引っ越したことと関連会社に出向に出たことで、見えない鎖から解き離たれた、というのもあるかもしれない。

いや、解き放たれたというよりも、むしろ今まで見えなかったものが急に視界が開けて見えてきた、という方が近い。


どちらにしても、一度きりの人生なのだから、どうせ苦労するなら好きなことをして終わりたい、と思えるようになったということだ。



51歳というのは、人生の折り返し地点をとうに過ぎて、先が見えて来てしまう年齢だ。
このまま定年を待つのか?それとも第2の人生を早めにスタートさせるのか?
そんなことを考え始めて、いろいろと調べてみた。いろいろな人と話してみた。
このブログは勉強した事、研究した事や日々の「気づき」「アイデア」などを忘れないように書き留めておこうと始めたものです。
悩みながら、迷いながらどんなところにたどり着くのか?楽しみでもあり、不安でもあり・・・
それもまた、人生の楽しみのひとつということで・・・