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一生の内で嘘をつかない人なんていないだろうし、何故こんな嘘をついたのかなんて、おおよそ察しのつくもの。

だから、この歳になって問いただす事もしないし、ましてや責め立てるなんて以っての外。

誰しも弱い一面や虚栄心を張りたい時ってあるもの。

でもね、他人の良心に付け込んで、信頼してもらってる人を騙してはいけないよね。


集中治療室での立ち振る舞い、葬儀の時の取り乱し方、何だったんだろうね。


6月に3回忌で墓参りに行って来たよ。

一人で行くつもりだったけど、アイツのご両親も一緒に行かせて欲しいと言われたので、3人で参って来たよ。


お母さんから電話あったんだろ、もう何度も出来ないって言ったから、僕から電話したんだよ。

葬儀の日から一回も、お参りもしてないんだってね。

保険金と遺族年金が入れば、僕たちが築こうとしていた関係が無くても良かったんだね。

お母さんは未だに騙されている事が受け止められず、なんでだろう?なんでだろう?って苦しんでいるよ。

僕たちは亡き友の代わりに、付き合って行こうって言ったのにね。


永遠にさようなら
お見事でございました。

今年の正月に25年振りに先輩から電話が入りました。
大学時代にはどのジャンルを弾いて上手い、天才肌のギタリストでした。

社会人2年目の時、社会人バンドコンテストに出ようと云う事で、ジューダス プリーストのテープを渡され、コピーしとけと言われジューダスのコピーバンドで出場しました。(RAM IT DOWN PAINKILLERから選曲しました)

社会人になっても青臭さが抜け無いのが受けてグランプリバンドになりました。(実力が上のバンドは沢山ありましたが)


それ以来の連絡なので、何だろうな?と思いましたが、とても驚く話しをされました。

5・6年前にある一時期の記憶が抜けてしまい、ギターを弾いていた事、妻子がいる事も分からなくなったそうです。

昔のビデオを見てこんな事が出来たんだとか、家族と食事をしていても、他人と食卓を囲んでいる様で不思議な感じだそうです。

昔のビデオを整理していると電話番号が書いてあったので、電話してみたらあほ犬やった、ということです。


その話を聞いて、学生時代に馬鹿な事をした話しをしていると、少し思い出した事もあった様で、電話して良かったと言ってもらえました。


経験や記憶と云うものが、その人を形作ると思うのですが、(その為に一人ひとり違う個性があると思います)そこの記憶が抜けてしまうのは、自分の身体の一部をもぎ取られる様なものなのだろうかと、考えさせられました。


いま先輩はとある田舎で農業をしているそうで、自然に向き合って暮らすのも良いものだて言ってました。

また、ギターが弾ける様になったら、バンドもしましょう。

オッサンになって、ヘビメタも良いかもしれませんよ。

一年に一度だけ会う人がいます。
私はその人があまり好きではないのですが、その人は私に興味を持っている様で会わざるを得なくなっています。

その人は独特の価値観や世界観を持っている人で、俗に言う「変人・気難し屋」なのだと思います。

その人の奥様も、彼と2時間以上話しが出来る人は私しか知らないと言います。
その人は「自分が気楽になるように生きれば良い」と言います。

何事にも執着せず、家族であれ親としての、夫としての義務と責任を果たせば、それ以上にもたれ合う関係は苦しいだけだと言います。

人の考えなんてそれぞれなので否定もする気はありません。

あほ犬は、自分の子供でも無いのに、気に懸けすぎなんだよ。
自分の子供を一人前にするのでも大変だったのに、他人の子供までなんて、無駄なことだよ。

その様な状況になったのはその子と親に問題があるので、気にせず放っとけば良いんだよと言います。

例えば遊泳禁止と書かれた池に子供が入って溺れていたら、助けに入らないのですか?と尋ねてみました。

するとその人は、助けには入らないと言いました。
かわいそうだとは思うが、そんな事に巻き込まれるのは面倒な事だし、自分の子供はそんな場所には入らないように教えてあるからね。

他人の不幸なんて風景なんだよ、気に止めて立ち止まっていてはイケないんだよ。

私のしている事は愚かな事かもしれません。自己満足だけなのかもしれません。

それでも他人の不幸は風景では無いと思うのです。

ほんの小さな優しさやいたわりが、積み重なれば何かが変わって行くと信じたいのです。