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820日目
本日の健康話_φ(・_・認知症と転倒
東京消防庁の高齢者の救急搬送データ(2018)によると、転倒・転落による救急搬送が全体の8割を占めており、その9割が屋内!だそうです。
つまり、それだけ多くの方が家の中で転んで病院に運ばれているということ・・・特に認知症の方は認知症ではない方と比べると、転倒リスクは2倍以上!!
転倒によって頭を打ったり、骨折をすることで命に関わったり、認知症の症状の進行にも繋がってしまいます・・・
私が老人ホームで介護をしていた時、認知症のおばあさんが転倒し、太ももの骨を折って入院・・・その後、骨が治り帰ってきた時には認知症の症状がガッツリ進んで、全介助になってしまいました。
転倒はなんとしても避けなくてはならない!そのために、家の状況を確認して転びにくい住環境を整えることが重要になります!
■転びにくい環境づくり
- スリッパを履かない
- 段差に蛍光テープを貼る
- 玄関で靴を履くときに椅子に座る
- 2階のものを1階に移動する
- 床にものを置かない
- 部分的な敷物(玄関マットなど)は敷かない
- 敷居の段差をなくす
- 電源コードに引っかからないようまとめる
これらの対策は今からできるもの!ここからはより住環境を整える内容になります。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 滑りにくい床材の変更
- 引き戸等など、扉の改善
これらの改修に介護保険の住宅改修費の支給対象になる場合があるので、改修依頼の前にケアマネに相談しましょう!!
他にも転倒リスクを下げるグッツも存在します。
- 転倒予防靴下
筋力が低下したつま先を補強し、歩行時につま先が自然に上がるようになります。 - ヒッププロテクター
太ももの骨折を予防してくれます。転倒による骨折で寝たきりになったり、入院による運動量低下で、認知症の症状悪化を防ぎます。
転倒予防靴下もヒッププロテクターは、本人が日常的に着用しないと意味がありませんので、装着を促す工夫とともに、一番最初にとりあげた住環境の整備も同時に行うことが重要です!!
ダイエット・視力の記録_φ(・_・