■カウンセラー生活98日目
神奈川県は江ノ島水族館より
「クラゲの影」
青い空に墨汁を垂らしたような・・・
幻想的だけど少し恐い一枚!
■アイスに季節がやってきた
夏が近づき、暑さが強まってきた昨今、アイスクリームを口にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
アイスと一言にしても、多くの種類がありますが大きく分けて四つに分類することができます。
- アイスクリーム
- アイスミルク
- ラクトアイス
- 氷菓
■四つのアイス
アイスクリーム
アイスクリームは
乳固形分15%以上
乳脂肪分8%以上である必要があります。
乳固形分とは
乳製品に含まれる成分の内で、水分以外のものを指します。
乳脂肪分とは
乳固形分のうちに含まれる脂肪分を指し、バターやクリームに当たる分を指します。
世間一般的に、この乳脂肪分が肥満の原因として、忌み嫌われています。
アイスミルク
アイスミルクは
乳固形分10%以上
乳脂肪分3%以上である必要があります。
ラクトアイス
ラクトアイスは
乳固形分3%以上である必要があります。
上記三つのアイス
アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスを比べたときに、一番乳脂肪分が少ないのが「ラクトアイス」になります。
では、ダイエットをされている方や、健康を考えた場合、アイスを食べるならば「ラクトアイス」を選ぶべきなのか??
■ラクトアイスの現実
ラクトアイス・アイスミルクは、アイスクリームよりも乳脂肪分が少なくなっていますが、それを補うように別の脂質が添加されています。
トランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸には、天然のものと人工的に作られたものが存在しますが、添加されるものはほとんどが人工的に作られたものと見て良いでしょう。
トランス脂肪酸は、摂取することで心臓に負担をかけて心臓病を誘発させるリスクがあります。
また、トランス脂肪酸には「リーキーガット症候群」と呼ばれれる腸内壁を緩ませる症状の原因となり、アレルギーや慢性的な炎症を引き起こす危険があります。
リーキーガット症候群についてはこちら!
つまり、健康を考えて乳脂肪分の少ない「ラクトアイス」「アイスミルク」を選んだとしても、健康に良いとは言い切れません!!
■あとがき
そもそも「アイス」は嗜好品であり、私たちの食事とは隔てられた「お菓子」としての立ち位置にあります。
つまり「アイスはそもそも、体に悪いものであり、健康やダイエットを考える上では、必要のないもの」になります。
でも、私たちはアイスを好み夏場だけに飽きたらず、冬のこたつの中でアイスを食べることもあります。
つまり、アイスを食べる上で健康・ダイエットを考えること自体がおかしいことである私は考えます。
アイスを食べる!!と決めたのであれば、自分が好きなものを選んで食べれば良いのです!
アイス一本で、肥満になったり糖尿病、がん、認知症になることはありません。
恐ろしいのが、アイスを食事の一環として毎日のように食べてしまうことにあります。
アイスはお菓子です。
私たちの体を支える食品とは言えません。
タバコやゲームと同じように娯楽の一つだということを忘れてはいけません。
ー参考書籍ー