■カウンセラー生活25日目
■認知症を引き起こす栄養不足
認知症の原因の一つに栄養不足が挙げられます。必要な栄養素が得られず、脳が萎縮してしまうことがわかりそれが認知症の原因の一つだとされています。
認知症と栄養の関係とは↓
つまり、その栄養素を補うことができれば、脳の萎縮をくいとめ認知症を改善することができるということです!では、不足すると認知症に陥る栄養素とは一体なんなのか・・・
■認知症に効果があるビタミンとは!?
アメリカのコロラド大学に物忘れの症状がある39人にビタミンB12を摂取させたところ全ての被験者に記憶力の改善が見られたという結果になりました。
また認知症患者さんは血中のビタミンB12の濃度が正常な人よりも低いことがわかっています。つまり、脳機能の低下・認知症にはビタミンB12が大きく関わっているということです。
ビタミンB12が認知機能にどのような形で関係しているのかはまだ明らかになっていません。しかしビタミンB12は認知症の原因の一つである「炎症」を引き起こすホモシステインを有益な栄養素に変換する役割があることはわかっています。
ホモシステインについてはこちら!!
以上のことからビタミンB12が不足することで、炎症・栄養不足が引き起こされ認知症を加速させるということです。
■ビタミンB12を摂るには!?
ビタミンB12が含まれる食品として、動物性食品が多くを占めています。
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アサリ
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牡蠣
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いくら
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赤貝
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牛肉
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鶏肉
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レバー
上記の食品に多く含まれています。特にアサリであれば、お味噌汁にして1杯飲むだけで推奨されるビタミンB12の摂取量を満たすことができます!毎朝の食事に一品にアサリのお味噌汁を入れるだけで、認知症のリスクを減らすことができるでしょう!!
では、アサリだけ食べていれば認知症にならないのか?とは言えません。認知症に深く関係するビタミンがもう一つあります。
ということで次回は、そのビタミンについて掘り下げていきますのでぜひまた記事を覗いて行ってください!!
ー参考書籍ー