■フリーター生活213日目
■書籍紹介
『医者が教える食事術 最強の教科書』
著者:牧田善二
著者の経歴
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。
2003年より、糖尿病をはじめとした、生活習慣病、肥満治療のために「AGE牧田クリニック」を東京・銀座に開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。
ページ数:279P
オススメ度:☆☆☆☆☆(☆5満点)
初級者向け
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2017年9月21日
■本書解説
■オススメしたい人
- 日々の食事を改めたいが、どう変えればいいか分からない方
- 糖尿病・認知症・がんなどの生活習慣病に悩む方
- 糖質制限でのダイエットを考えているが、やり方がわからない方
本書籍では、初心者の方でもわかりやすいように、重要箇所にはマーカーが引かれていたりと親切な記述になっています。専門用語なども少なく、読みやすいようになっています。
以前ご紹介した『眠れなくなるほど面白い 糖質の話』
の著者と同じ方が書かれていますが、内容は今回ご紹介する書籍の方がより具体的かつ濃いものになっています。
以前は糖質だけに話を絞っていましたが、たんぱく質・脂質・コレステロール・コラーゲンなどなど多くの栄養素と食事との関係を紐解き、具体的な食材についても紹介しています。
本書の内容についての記事は、のちにご紹介していきますが、少しだけ本書の話題をご紹介していきます。
- 不調の原因の9割は「血糖値」
- 食べる順序で太り方が違う
- オリーブオイルと白ワインはやせる
- 果実をジュースにしてはいけない
- 炭水化物は「脂質」と一緒に食べる
- 卵のコレステロールは気にしない
- プロテインの過剰摂取は腎臓を壊す
- シワ・シミ・ニキビも糖質が原因
- コラーゲンは食べても効かない
この他にも多くの食事に関する新常識が盛り沢山ですので、ぜひ手にとって読んでみてください!
■あとがき
去年の9月ごろから、ダイエットをはじめてブログの最後に毎日の体重を書き記してきました。
当初は70kgあった体重が今では65kg台まで減らすことに成功し、ダイエット成功!なのですが、ここまで来るのにそこそこの苦労はありました。特に食生活の変化は、自分だけでなく家族の協力も必要になります。
まず初めに、毎食食べていた白米を抜き、代わりに肉・野菜・魚・卵などを増やしました。言葉にすると簡単なように思えますが、最初はなかなか受け付けませんでした。
白米を食べない分、お菓子やパンで糖質をとってしまいたくなる誘惑に襲われ、その度にカカオ72%のチョコレートをちょびちょび食べて我慢しました。
白米・パン抜きで一番辛かったのが「朝食」です。菓子パン・食パンであればスルスル喉を通るのに、肉・野菜は全く喉を通りませんでした。今では何の苦もなく、サラダチキンと卵焼きにキャベツの千切りなどを毎朝食べていますが、慣れるまでに数ヶ月はかかったと思います・・・
今回紹介した書籍にて「糖質こそが太る原因・生活習慣病のもと」として根拠ある説明がされています。そして、正しい糖質制限の方法も載っています。
しかし、書籍に書かれていることを一から百までこなすことはまず無理です。もし、糖質制限をやってみたいと考えている方がいるならば、本書の内容の中から一つ選んで、食生活を変化してみてください。
それだけでも、最初はストレスに感じると思います。いきなり「糖質は断つ!!」と宣言すると、体がついていきません。何事も少しづつ慣らしながら挑戦することが大事であると、私はこの半年で痛感しました💦