■フリーター生活170日目
■書籍紹介
『眠れなくなるほど面白い たんぱく質の話』
藤田聡著
著者の経歴
立命館大学スポーツ健康科学部教授。老化とともに起こる筋肉量、筋肉機能の低下に焦点を当てた骨格筋たんぱく質代謝についての研究を行なっている。運動と栄養摂取による、たんぱく質代謝を若年者と高齢者で比較し、筋タンパク合成と分解のメカニズムを分子レベルで改名する研究を行っている。
ページ数:127P
オススメ度:☆☆☆(☆5満点)
初級者向け
出版社:株式会社日本文芸部社
発売日:2019年11月1日
■本書解説
本書は三大栄養素の一つである
「タンパク質」について
健康・ダイエットなどの観点から解説しています。
ダイエットと聞くと
カロリーの高い脂質と脂肪に変わりやすい糖質を
思い浮かべる方が多いでしょう。
蚊帳の外にされがちな、たんぱく質ですが
脂肪を燃やす筋肉を作り出すたんぱく質無くして
ダイエット成功はあり得ません。
■オススメしたい人
ダイエットに失敗し続けた方、高齢者の方々に
本書をオススメします!!
たんぱく質と筋肉は切っても切れない関係にあります。
そして肥満・高齢者の方々は総じて
筋肉量が落ちている状態であることがほとんどでしょう。
本書では
筋肉量が落ちることで
「体重は減っているのに、太って見える」
「代謝が落ちて痩せにくくなる」
などの体の状態が挙げられています。
お肉は脂質が高く太りやすいイメージがあり
疎遠にしがちですが・・・
ダイエット中・糖質制限中だからこそ
肉・魚などの高栄養で
筋肉の材料となる食品を取ることで
健康的に痩せることができます!!
加えて
100Pでは
高齢者の方々はより一層
たんぱく質を積極的に摂ることがお勧めされています。
高齢になる程
筋肉の生成量は減っていきますので
若い頃よりも意識して
お肉・魚を摂る必要があるということです。
たんぱく質が不足し筋肉量が減ることで
足の筋力が衰え、転倒などにつながり
車椅子生活になる危険性もあります。
■あとがき
本書において、個人的に好きなフレーズがあります。
「何を食べないか」ではなく
「何を食べるか」
確かに糖質制限などの効果的な食事制限法もありますが
実際に私たちの体を動かしているのは
食べなかったものではなく
食べたものであることを忘れてはいけません。
糖質制限に固執するあまり糖質を抜くだけで
他の食事は制限前と同じ量では
体はエネルギー不足に陥ります。
それを教えてくれた本書は
私の食事を支える一冊と言えるでしょう。
72Pにて「朝にたんぱく質を食べると太りにくい」
ということで
毎朝サラダチキンやハンバーグなどを食べて
数ヶ月経ちました。
その間に
体重は4kgほど減り筋肉量は逆に増え
ムチムチからガチガチへ✌️その効果を実感しています!
私は先に糖質制限を行ってはいましたが
目の前にあるお肉・野菜を食べることで
そもそも糖質が入り込む
お腹のスペースはありませんでした💦
「何を食べるか」を意識すれば
自然と「食べると太るもの」は
退けていってくれるということです。
糖質や添加物などの存在を邪険にするのではなく
お肉・魚・大豆などのたんぱく質を重宝することで
心的にも健康に痩せられるでしょう!
皆さんもタンパク質について今一度振り返って
朝ごはんにお肉を取り入れてはいかがでしょうか??