えー最後にちょっと言いたい事を書こうと思います。
このエントリーでは俺の思った事を書こうと思ってるだけですので、技術的な事は全く出てきません
むしろ私的見解で気分害されるような事も書いてると思いますので、愚痴っぽい物もあり、
リアルで活動されてる職業ではないボイス関連の人は見ないほうがいいかもしれません
そこんとこだけ理解して読んでください。
さて、このエントリーだけでなく、この録音講座を書こうと思った発端にもなった事なんですが
最近の音声録音関連の流行は目覚しい物があるように思います。
言わずもがなではありますが、その背景にはインターネットの普及に伴う発表の場の発生が
あげられると思います。インターネットになら自分の声をアップして発表し、あわよくばネット声優として
活動の機会を貰うことが出来る場がある。これはかなりこういった活動に対して活性化する
原動になっている様に思います。
これが一昔前、インターネットが無い当時ならどうです!
自室で一人こもって録音して自分の声聞いてにんまり。
端から見られて「ヤバイ」と思われてもしょうがないかと…
閑話休題、ちょっと脱線しましたが、一方でいつもどうしても頭から抜けない事があります。
この活動をやるにあたって
今現状の業界の状態を考えたことはある人はどれだけ居るでしょうか
以前僕はいくつかアフレコサークルに所属していた事がありました。
ここでの状態は一方的な愚痴になるのも嫌なので多くは語りませんが、少々目に余る物が多かった様に
感じました。ただ一つどうしても理解できなかったのが、声優として出たいと言って参加している人の中に
何人かはただ「マイクの前で喋るだけ」に参加していたように感じた事が多くありました。
要するに
発声が出来ていない
演技が出来ていない
録音のいろはが判っていない
録音に関する知識が無い
と言うような参加者が多かったように思います。
要するに知識と練習が足りてないのです
サークルとして一つの組織でやる中で
「作品が、音声が悪いのは録音する奴のせいだ」
「俺は、私は声優だから、機材の事とか言われてもよく判らない」
「プロじゃないんだから仕方が無いよね」
なんて一部の人間が言ってたのを覚えています。
実はこれは現状で一部のネット声優・ボイスコーポレーターさんにも言える様に思います。
特に音声録音の知識が無い中で「俺の仕事は声を出す事だ!」なんて言う奴は正直腹が立ちます
声を出すだけなら、マイクの前で喋るだけなら誰でも出来るんですから。
これがプロの声優ともなれば声のマイクへの通し方も勉強します
本気でプロになる事を勉強必要最低限だけ勉強する機会がある分、
養成所に行った方が遥かに覚えるべき知識量は減るでしょうが。たぶん
いずれにしても覚えなければならない最低限の知識はあると言う事です。
それを踏まえて、一つだけ言いたい事が
今現在「活動」をされている方々の仲で、どれ位の人が必要知識を勉強する意識があるのか
と言う事です。ここまで読んでくださった皆さんは基本的に問題はないとは思うんですが。
勿論このブログなんてちょっと書いただけなんでこれだけで全部だなんて事は無いですよ
俺声優志望じゃないからそっち方面知らないし、あくまでも素人知識だし(逃
あとやるからには素人だ、ネット声優だと生半可な事は言わず、精一杯プロを目指して欲しい。
と言うのは僕の個人的価値観です。勿論年齢や環境、学費のあるなしで養成所に行けないという人も
いらっしゃるでしょうけど…
ただ、素人と自分で銘打っている人が新人声優の仕事をただ同然で奪っている現状がある事
を自覚して欲しい。素人は所詮素人ですから、どうしても勉強した人間よりも知識量・実力のつけ方に
ムラがあるのは殆どの場合否めませんからね。多くの養成所ではその為、
ネットや同人での金銭の絡む一切の活動を禁じるところも出始めてると聞きます。
それ位業界的に危機感を与えていると言う事を自覚して欲しいです。
演技力にムラがあればヘタクソな演技しかできませんし、声圧にムラがあれば録音音声にムラが出来ます
出来ればプロを目指して欲しい。やりたいならば中途半端にはやらないで欲しい。
中途半端に活動をしてしまうと、場合によっては今後の声優業界にダメージを与えかねないと言う事
それだけは自覚して欲しい。とそれだけは主張したかったんで…
さて、では少々長くなりましたがこれで講座は終了です。
長々と最後までお付き合いありがとう御座いました。
本気で頑張る皆さんがプロ声優になり、テレビやラジオ等のメディアで活動される日を心から期待してます。