今年の元旦に、『気づき』
(洞察の意味じゃなくて、何に今自分が気づいているか)について
小冊子みたいなものを作りたいと、ふと思ってね、
なかなか手を付けられなかったんだけれど
最近やっと書き始めました。
あれやこれやで半年も延ばしにしてました。
洞察の意味じゃなくて、今、自分が何に気づいているのか
という意味での「気づき」がどれだけ大切で
どんな風に気づきを整理したらいいのかは
私が21歳から10年ほど学んでいた
ゲシュタルトセラピーのトレーニングで知ったことです。
この本の著者のフリッツ・パールズが言っていたこと。
一応出どころを明記しておきたくって、この本を購入しました。
さて
私がかつて、ゲシュタルトセラピーのトレーニングを受けていたときは
知識だけの理解になってしまうから
本はなるべく読まないようにとトレーナーから言われていたので
ゲシュタルト・セラピーの本ほとんど読んでいません。
特にこの本は当時まだ出版されていもいなかったですし
今、初めて読んでいます。
実は、私、ゲシュタルト・セラピーを学ぶのを辞めてから、
ゲシュタルトセラピー・アレルギー(?)のようなものになっていました。
ものすごくたくさんの恩恵を受けたのは
間違いないのですが、でも、もう関わりたくない。
長いことそんな気持ちでした。
ゲシュタルトセラピーの創始者のパールズ自身が、怒りタイプっていうか、
対立葛藤をがんがん乗り越えるパーソナリティのせいか
私が学んだのがかなり対立的な(と私には感じられた)アプローチで
イソップ童話の「北風と太陽」の北風の印象。
ゲシュタルトセラピー自体は、本当に好きで、
最初は、最高!魔法レベル!って思っていたんですが
最後には北風の冷たさの印象が強く残っていました。
あまりにきつくて、帰り道、駅のお手洗いで
戻しちゃったことがあるぐらい。
ゲシュタルト・セラピーを離れてからは
波動共鳴とか、安心感とか
そうした中で自分を開いていったほうが
早い、安全、確実、そう実感するようになっていたんです。
で、とうとう、先週、この本を読み始めて
驚愕しました。
フリッツ・パールズは、別に覚醒とか目覚めをサポートしていたわけじゃないし
目指していたわけじゃぜんぜんないんだけれど
私がこの5年間、目覚めとエニアグラムのスクールで体験し、
学んでいたことと、一致感がすごく高い。
私が大切にしたいと感じていることが
そのまま書いてあるではないか。
しかも『自由へのエニアグラム』で、理解しにくい、
つまり訳しにくかったことが、ほろほろとほどけていく。
今は、
フリッツ最高
やっぱり私が見込んだだけある!という解釈に変わった(笑)
ただ、何よりもほどけているのは
わたしの肉体と細胞に備わっていた種、可能性。
これまで体験したこと、知ったことを受け取りなおしている。
受け取りなおすというのは
言い換えると自分自身との意識的なコミュニケーションが
より密になること。
そのコミュニケーションを介して
自分という小さ目な私は、大きなわたしに委ね、広がっていく。
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