ずっと悔しかったこと。

「幸せのパスワードを手に入れるトリニティ数秘術」

創始者の岡田歩です。

数秘術を教え初めて、かれこれ６年目かな...

ずっと悔しかったことがある。

「歩さんのやっている数秘術って、
誰も歩さんのようにはやれないから、

講座で教えるのって、どうなのかな～？」

相談業をやっている何人かの人に、そんなことを言われ続けた。

どうなのかな～？は、否定的なニュアンス。

どの辺が否定かは、その人によって、多少違っていたけれど。

私は、
すべての人がオリジナルだから、
箸の持ち方だってなんだって、まったく同じようにまねようとしても、
同じようにやろうとすればするほど、その人らしさがでるものだという考えだから、

最初っから、私と同じようにやるようになんて教えていない。

私は、チャートを読むとき、私の中にあるすべてを使って感じ取り、
数字を関連させる。
数秘のスキルも使うけれど、
チャート全体に浮かび上がっている「何か」をとらえようとする。

絵を見るように、音楽を聴くように。

私を通しての見方だから、他の人にできないのは当たり前だし、

初心者がチャート全体を感じ取るのは、無茶ブリを超えている。

だから、

「違ってOK、同じにやらなくていいんだよ！」って講座で言い続けてきた。

でも、それこそ無理な相談だったんだよね。

やったことがないものを覚えようとするときに
教える人が、教えたそばから「違うやり方でいいんだよ！」って言ったって、
どうしていいかわかるわけがない。

それもわかっていたけれど、

「何も知らない」から「自分らしく自由に数秘術をやる」への

架け橋を掛けてあげることができなかった。

それができない自分の未熟さが悔しかった。

私から見たら、十分に数秘術を使えている受講生でも、

私のやり方とかけ離れてていて、自信を失わせてしまうことも

あったと思う。いや、ありましたm(__)m

そんな自分がふがいなく、さらに悔しい。

それでも、私は数字そのものの美しさ魅せられていて、

数字を使って自分を知ることの便利さにひきつけられていて、
問題だと思っていことがそうでなくなる世界へいざなえたときの感動に中毒になっていて、
「トリニティ数秘術を教えることは無理がある」っていくら言われても、
やめることはできなかった。

そんなこと、思いつきもしなかった。

そのうち、同じように数字に見せられた人たちが、
コツコツと自分で練習し続けたり、
もともと自由にやってしまう質が強い人たちが、
柔軟に取り組んでくれたりして、
本当にほんの少しずつカウンセラーが増えてきた。

それでも、やっぱり、外野の人には、
「それは歩さんしかできない技なのでは？」

と、言われ続けてた。

悔しかったけれど、

現実を見たら、そう言われるのも無理はない...

トリニティ数秘術を学んでくれた人数と、
トリニティ数秘術カウンセリングを提供している人数との比率を振り返ったら、
たしかに、これを教えることに意味はあるのかな？

さすがに自分勝手だったのかな？と、ときどき思う。

数秘術講座として、成果が出ていない。

それが、悔しかったんだな。

正直言うと、私は、
数秘術をできるようになることがすごくいいことだとは思っていない。