皮膚と香りの話

トリニティ数秘術創始者の岡田歩です。

９月のお話し会で開運の話をしたんだけどね、

ほとんどが細胞の話（笑）。

運とはどうゆうことなのかを、
自分なりに考えて行ったら、
なぜか細胞膜に行きついちゃったの。

細胞膜ってすごい賢いんですよ。

細胞が一個で一つの生き物になっている
ゾウリムシさんとかはね、

細胞膜が脳の働きをしているの。

すっかり細胞膜ファン♪

皮膚は、人体全部の細胞膜的なもの。

だったら、脳っぽいのかも。

と思ったら、こんなことがわかりました。

皮膚は、考えてます！！！！

外部から情報を取り込んで、処理して、
体全部に指示を出してるんです

それだけじゃなくて、
記憶したり、音を聞いたり、香りをかぐこともできるんです！

その中で、「音を聞く」と「香りをかぐ」
についてちょっと話させて！

バリ島にガムランって民族音楽があります。

ガムランには、人の耳からだと聞こえないし、
ＣＤにも入れることができない２万ヘルツ以上の
音の周波数が含まれています。

こうした高周波の音を聞くと、
耳からは聞こえてないはずなんですが、

人間は、めっちゃ気持ちよくなるんですよ。

ちなみに、自然の音にも高周波が入ってます。

でも、ＣＤには記録されないので、
自然の音が入ったＣＤじゃだめだよ。

ガムランも、自然の音も生音で！

で、日本の皮膚の研究者が実験をしたところ、

こうした高周波の音は、

壊れた皮膚のバリア機能（肌を守る機能）を
回復させることが分かったそうです。

まず、皮膚で変化が起こって、そのあとで、
ホルモンとか脳に影響しているのです。

それから、香り。

私、精油を使ったり、作ったり、販売しているので、
これは、めっちゃ興味が湧いちゃうとことろです。

精油を使うと、
良い働きをする化学成分が体に入ることで、
良い作用がもたらされます。

どうやって化学成分を取り込むかは、

アロマの教科書には、
こんな説明が書いてあるのね。

鼻から入って、
電気信号に変わって脳を刺激する。

（一部の精油は、成分が直接、脳など中枢神経に入っちゃうものもあります）

皮膚を経由して、
化学成分が毛細血管やリンパ管に入って、全身に回る。

皮膚からの場合、毛細血管やリンパ管に、成分の半分以下です。
蒸発しちゃったりするから。

そうゆうこともあり、

皮膚に塗布することで、体に何らかの作用を起こすには、

「結構たくさん精油を使わないと効かないよ」

という人たちもいます。

でもねー、

私これ、ちょっと疑問があってね。

からなずしもそうじゃないかもって思ってるんです。

というのは、私自身、精油を多めに使うと、
過度に体が反応しちゃう。

ブツブツが出たり、体がしんどくなったりね。

だから、ほんの数滴だけにしています。

日本人て、五感の感覚が繊細・敏感、優れているって思うんだよね。

だから精密なものがつくれる。

そんな敏感な性質・体質だったら、、
精油も、ほんのちょっとで十分作用するんじゃないかなーって、

そんな風に感じていました。

それから、肝臓の代謝機能に負担になるんじゃないかなーとかね。

そうゆうこともあって、

教科書で説明されているのとは、
また違った、香りの化学成分の働き方が
あるんじゃないのかなって、

ずっとモヤモヤしてたのです。

で、皮膚が香りを嗅ぐ話ね。

なんと、皮膚は、香りで作動する受容体を持っているそうです。

水の中って、すぐ曇っちゃうから、
視覚情報が使えないでしょ。

だから、魚は、皮膚で香りを感知するという機能を
使っているらしい。

血の匂いでサメが集まってくるのが、その一例（ひーっ）。

陸の上にいる脊椎動物は
その受容体が機能しなくなっていることが
多いとのこと。

ところが、人間は、

哺乳類の中では、激レアな「皮膚丸出し」状態で生きているので、

（お外では服は着てね！）

おさかなみたいに、皮膚で香りを感知する受容体が復活している
可能性があるそうです。

わりと新しいドイツの研究で、

白檀（アロマ調でいうと、サンダルウッド）の香り成分で作動する受容体が
皮膚の中に見つかったそうです。

皮膚が、百檀の香り成分をキャッチすると、
傷の治りが早くなる！！！

やっぱりねー。

で、皮膚の中には、まだまだ未知の受容体があるようですよ。

精油の香を嗅いでいると、
鼻から吸収しているような気になるけど、

『人体最大の臓器』である皮膚の細胞のみなさんも、
一緒に嗅いでます。

成人の皮膚の面積はおよそたたみ１畳！

全裸で香りを楽しんだら、

畳一畳を使って、その香りの効能を受け止めることになりますね。

ね、だんだん、１滴の精油でめっちゃ効果があるような気がしてこない？

（とすると、精油があんまり売れなくなるのか（爆））