週末、例のオトコと会うことになった。
5年ぶりの再会。
会わない間に私はいろんな意味で大人になった。
毎日の電話やメールのお陰で会いたい気持ちは募るばかり。
今回みたいな約束は過去に例がない。
久しぶりに会うといっても二人で会うのは初めてで、
スーツ姿以外の彼には会ったことないし
彼にとっての私は5年以上昔の小娘のままの印象しか
残ってないはずなのに
電話やメールの中の二人はまるで何年もつきあってきた仲のようで、
早く会いたいというのと早く抱き合いたい気持ちが
弾けそうに膨らんでいる。
こうやってまた離れられない関係が出来上がっていく。
ひとりのオトコと会うのをやめたらまた別のオトコが現れる。
結婚してる彼は妻とのセックスが少ないこともあって
私を抱きたいようだ。
毎日まいにち、彼に抱かれる自分の姿を想像して胸を熱くする。
男の人が齎してくれる胸の高鳴りは他の何にも変えられず、
その相手によって充分に満たされる心のオアシスは
私の肌、髪、爪、瞳を潤すのだ。