思わぬところで自分の話題が出ていて

しかも、オトコが噂しているとなれば気分は悪くない。


時々ひとりで寄るバーのカウンターで

同じくひとりで飲んでいるオトコに話しかけられることは少なくない。


そのオトコたちは飲んだ後どうするというわけでもなく

楽しくしっとり会話したらそれで「さよならまたいつか・・・」的な

ある意味大人として常識ある行動をわきまえている。


数日前バーに行ったとき、いつも相手してくれるバーテンが

「この前お話されてた男性のお客様、

あれから2回くらい来られてOOさん(ワタシ)来てますか?って

言っておられましたよ」っと話してくれた。

・・・悪くない。


そのオトコは40過ぎでなかなかかっこよく

LEONを愛読してそうなちょいシブメンズであった。

ベルルッティの靴を自慢し、腕時計には並々ならぬこだわりを持ち、

三国連太郎に憧れていると言っていた。


やっぱりさ~オトコってスーツ??それとも靴??時計??


おしゃれなひとはステキですけどやっぱり中身ですよ~


おしゃれでカッコイイ大人のオトコは

それをひけらかしたり当たり前と思ったりしないからカッコイイのだ。

さりげないからカッコイイのだ。

「ステキですね~」って褒めても

「いやいやそんな、もう年ばっかりとっちゃって・・・。」

と謙遜するのがカッコイイのだ。


オレトーク全快。ドライマティーニも進む進む。

明日の朝早いからって先に帰ることになっても

私の分も支払い済ませてくれるわけじゃないのね。


相手して結構疲れた。

褒めて持ち上げるのはもともと苦手なワタシだから

傍からはかる~くあしらってるように見えたに違いない。

でも気持ちよさそうに話してたっけ?


バーテンは

「OOさん(ワタシ)、あの方のオレトークにちゃんと相槌打ってましたよ。

ちゃんとハナシにつきあってあげてオトナですね~」っと言うので

更に気を良くしてしまったワタシ。


ワタシも所詮そのオトコと同じレベルだったりして。

持ち上げられたら嬉しいもんです。





実に悪くない展開だ。


昨日は私にとって一日早いバレンタイン。

11年ぶりに片思いの相手に手作りの生チョコと

彼が好んで飲んでいるというシャンパンをプレゼントした。

彼は驚いたけど、たぶん、いやかなり嬉しかったようで、

お礼に私に何かプレゼントしたいと言ってくれた。


もともとお礼を頂くつもりなどなく、

その気持ちだけで充分だと伝えたが

何か考えておくように言われた。


そして自分の電話番号を言い

決まったら連絡してくれとのことだった。


いえ~い。

思わぬ展開で電話番号ゲット~。

でも恥ずかしくて掛けれないよ~


何をプレゼントしてもらおうか。

私が遣ったのは総額4千円強。

しかもハーフのシャンパン2960円は商品券で購入。

現金ほとんど遣ってないのに。

こんなんでお礼を頂いていいものか。いかんでしょう。


でも、貰えるんなら貰いたい。

その時から頭の中は「何にしよう?」ばっかり。

ずっと大切に出来るものがいいな。


幸せな悩みはず~っと考えていたいもの。

このときめきが続きますように。


神様

これ以上幸せじゃなくてもいいんです。

仕事も今までと変わらず頑張ります。

週末の東京出張も立派に努めます。

お願い、楽しい恋がしたいだけなんです。





毎日まいにち疲れます~。


世の中も色々な事が起きるけど

私の中も色々起こります~。


鍛えてる甲斐あってカラダはだいぶ締まってきたけど

お腹だけは相変わらずぽっこり。

一目惚れしたジェームスの26インチがやっぱり苦しい。かなし~。


暦の上では春・・・

最近の天気予報ではお決まりのように言っている。

今週はとても寒かった。

一度閉まったダウンを引っ張り出してきて着る。

早く春の装いがしたい。


春は恋の季節。

まもなくバレンタイン。

バレンタインなんて何年間か忘れていたけど

今年は気になってるヒトにプレゼントしてみようと思う。


昨日、彼に渡すプレゼントとしてシャンパンを選んだ。

以前、好んでシャンパンを飲んでいると言っていたし

チョコレートにはボルドーが合うのかもしれないけど

泡モノのほうがおしゃれかなって思ったから。

気に入ってくれたらいいな。


この前ダンスに行った時にスタジオで

主婦が6000円のジャージを半額で買ったと言っていた。

半額じゃないと買えないでしょ~?って叫んでいた。

すみません。

私はその日、春物を6万くらい買いました。

今季は大人スイートでキメます。

主婦の皆さん、恐れ入ります。

去年、年下オトコと結婚した友人Jが女の子を出産した。

Jに会うのは結婚式以来だった。

結婚式当日は、思わぬ不可抗力のお陰で疲れ果て

ご祝儀を包んだけど肉料理は逃し、

マナーの悪い招待客(面識の無い彼女の友人)に苛つき、

幸せそうなJの姿を見て確かに涙した。


生後一ヶ月のこどもを抱いた。

こどもってこんなに小さくて可愛いものだったのか。

腕の中の小さな彼女は

母とは違う何かを感じたのか、不思議そうに私を見つめていた。


こどもが母を求める心に理屈はないし

母がこどもに捧げる愛情に見返りはない。

久しぶりに会ったJはすっかり母の顔になっていた。

ほとんどノーメイク、ネイルもまつげも洗いっぱなしでも美しいと感じた。


若いオトコと無計画な結婚をしたJを

8割心配して2割は馬鹿にした。

結婚後すぐに妊娠が分かり、つわりに苦しみながら

出産ギリギリまで仕事を続けていたので

そこまでしないと食って行けないんだと心の中で少し笑った。


元気なこどもが無事に産まれたと知った時は確かに嬉しかった。

でも、これから子育てに追われる友人に対して

自分はまだ自由な身なんだと優越感を覚えた。

私の心は白と黒が常に裏表だ。


こどもを抱いた私を、Jは携帯カメラで写してくれた。

こどもの視線は私に向いていた。

やっぱり不思議そうだった。

カメラを見つめた私は少しだけ笑ったつもりだったけど

そこに写っている自身の目は

なんとなく寂しそうで

少しだけ無理をしていて

鏡で映すより疲れていて

どこか挑戦的だった。


私は幸せになれないかもしれない。

そう感じた。


私がこれから先、仕事でキャリアを積んで昇進し

上司から認められて部下達の信頼を得、

年収が上がってもっと豊かな暮らしが出来るようになっても、

母になる幸せには敵わないだろう。


その日の私は、主婦には到底手が届きそうに無いデビッドソンのニットを

着ていたけど、

私には手に入れられない幸せをJは纏っていたのであった。


Jを笑った自分を恥じた。


一生懸命幸せになることを、きっと私は知らないのだ。


知る術さえ知らないのだ。









恋愛感のズレが生じて成り立たなくなる女の友情。


私は恋に関しては真面目じゃない。

結婚を前提にする事はないし、この人が最後のオトコと思うこともない。

一人の人と関係を持っても、もっと魅力的な人に出会ったらそっちにいってしまう。

多けりゃいいってものじゃないと思うけど、少ないより多い方がいいと思う。

出会った男の数だけ自分が磨かれるような気がしている。


そんな奔放な私も、ココロの底ではひとりの人に愛されたいと願っている。

たったひとりの人にめぐり逢いたいからこそいろんな人をみておきたいのだ。


25までオトコと付き合ったことがなく、結婚願望が人一倍強かった私の同僚Uが

初めてのひとと2年の交際を経て結婚、寿退社することになった。

2年といっても結婚話を持ち出したのは1年も経たない頃で

同い年のカレはどんな反応を見せたかはしらないけど

ほとんど彼女の言いなりになったんだと思う。

次男で公務員で何でも言う事きく男に出会った彼女は

結婚できると思って彼との付き合いをオッケーしたらしい。

そもそも彼女はとても可愛くて、モテないわけじゃなかったが

お堅い性格と、結婚を前提にしてしまう恋愛感が

オトコと付き合うことから遠ざけて25になってしまっていた。


彼と出会うまえの彼女と当時の私は

お互い彼氏もなく、片思いしてる人がいて

半分ストーカーのようなオンナになっていた。

片思いの相手とのやり取りを報告しあったり、

参加したコンパで知り合ったオトコのことや

周りにいるブサイクなオンナの話で盛り上がったものだった。


今ではというと、結婚願望のない私が

結婚に胸を膨らます彼女の話を盛り上げるべく

ドレスだ新居だティファニーだと、柄でもなくキャッキャ言っている。


女の人は所詮無いものネダリの生き物で

結婚したら自由な時間が欲しいし

独身でお金やキャリアがあったら暖かい家庭が欲しくなる。

平凡な主婦は主婦仲間で集まり、

「独身のうちしか自由に出来ないよ~、今のうちだよ~」と言って

気ままな独身貴族の私たちは

「結婚したくても相手がいないことにはね~。どうせ独身なら思いっきり楽しむわ」と言う。


違う立場の相手を落とす事でしか自分を上げられない。

そんな人にはなりたくないのだけど、

自分を責めるより人をけなす事で楽になる思いは現実的にあるのだ。


Uとはずっと一緒に仕事してきたけど

年上の私は彼女に何を教えてやれたか分からない。

一番近くにいてよき理解者のつもりだったけど

本当は息苦しさを感じていたかもしれないし、早く開放されたかったかもしれない。

オンナ同士って本当に難しい。

オトコとオンナよりも難しいと思う。


でも最後には相手を信じること。

私を大切に思ってくれてるに違いない。

感謝してくれてるに違いない。

私が思ってるように、おんなじように感じてくれてるはずだと信じて

最後の日を迎えようと心に決めたのであった。

だって私は周りの人に生かされてるのだから。

一人の力でここまで来れたわけじゃないことを

絶対に忘れてはいけないのだから。