歌い継がれるコプラの名曲"Ojos Verdes(緑の眼)" |  今日の1曲

 今日の1曲

 スペインのアーティストが歌う曲を紹介していきます。
フラメンコを中心軸とし、多少かする程度、すれ違う程度の曲まで紹介いたします!
 お好みのものをチョイスして聴いてくださいね!

おはようございます。

 

"Ojos Verdes"のタイトルを見つけた時、えー?この曲にカホン?と、全く想像がつきませんでした。

 

でもアートってすごいですね!ジャジーなブレリア、とっても素敵です。パーカッション的にサパテアードを奏でる踊り手もカッコいいですね。

 

こういう構成だと通常は、メインのアーティストはピアニストになるかと思いますが、カホン奏者がメインになっているのは、MEINL Percussion(マイネル パーカッション)のプロモ動画だからなんですね。

 

 

Jorge Perez(ホルへ・ペレス)という奏者です。今までマイネルのカホンはあることは知っていても、そんなに注目していなかったのですが、こんなにいい音が出るのだったらチェックしてみようかなと思いました。

 

というわけで、今日の一曲は

 

Ojos Verdes(緑の眼)

 

この曲は、コプラですが、某フラメンコ教室の発表会で中級クラスのタンゴ・デ・マラガのサリーダでNatalia Marin(ナタリア・マリン)が歌っていたのを覚えています。


まずはMiguel Poveda(ミゲル・ポベダ)のバージョンです。

 

 

私が初めて聴いたのはこちらの2枚目の9曲目です。



この曲もいろいろな方が歌っています。

Buika(ブイカ) "Mi Niña Lola" の2曲目
ミゲル・ポベダとはまた少し違う雰囲気で素敵です。




超有名なギタリスト、Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)カッコいい曲ですね!


 

 

意外でしたが、こちらはKetama(ケタマ)です。お父様である有名なギタリストのJuan Habichuela(ファン・アビチュエラ)が幸せそうに聴いていらっしゃいますねおねがい

 

 

 

実力派の歌唱力と超個性派、Martirio(マルティリオ)

 

 

 

そしてこちらのアルバムでは、巨匠 Porrina Badahoz(ポリーナ・バダホス)が、ブレリアに乗せて歌われています。


 

 

録音が残っているのは1937年Concha Piquer(コンチャ・ピケール)が最初のようです。こちら映画のシーンのようですが、歌詞がCDとは少し違うようです。たしかに歌詞が少し変更された時期があると言われています。

 

 

なぜかというとあとの歌詞を参照していただければ、ご納得いただけるかと思います。アルバムのほうは本来の歌詞です。

 

 

この曲は、娼婦とお客さんの恋のお話であるとか、娼婦と若いアルバイトの従業員との禁断の一夜の物語であるとか、いろいろな説があるようですが、たぶん共通するのは、心に秘めた、言葉にできない切ない思いなのでしょうね。

 

 

「緑の瞳」

遊女の宿の軒先に寄りかかって、

君は五月の夜が開けるのを見ていた。

男たちが通り過ぎると君は微笑み、

ついに僕は馬を止めて君の前に現れた。

「セラーナ、火を貸してくれればこのカーネーションをあげるよ。

僕の唇から取って、君に火をあげよう。」

馬から降り、近くで君を見たら、

それは五月の二つの緑の星、

君の瞳だった。

 

緑の瞳、バジルのように緑、

青々とした小麦のように緑、

緑のレモンのように緑。

緑の瞳、

ナイフのように輝いて、

僕の心に刺さっている。

僕にはもう太陽も、

星も月もいらない。

僕の命となったあの瞳だけでいい。

緑の瞳、バジルのように緑、

青々とした小麦のように緑、

緑のレモンのように緑。

 

部屋から夜明けを見て、

夜明けとともに塔の鐘が鳴るのを聞いた。

君は朝が来ると僕の腕を離れ、

僕の口にはミントとシナモンの味が残った。

「セラーナ、君にドレスを贈りたい。」

君は「もう十分だよ、何もいらない」と言った。

僕は馬に乗り、

君は僕から去り、

あの五月の夜のような美しい夜は

もう二度と訪れなかった。

 

緑の瞳...

 

(※Ai翻訳です)

 

では、今日も素敵な1日を🤚