Volver(郷愁) |  今日の1曲

 今日の1曲

 スペインのアーティストが歌う曲を紹介していきます。
フラメンコを中心軸とし、多少かする程度、すれ違う程度の曲まで紹介いたします!
 お好みのものをチョイスして聴いてくださいね!

おはようございます。

 

今日の一曲は、まずエストレージャ・モレンテのバージョンから紹介いたしましょう。この曲、帰郷するときなどは必ず思い出します。

 

Volver(郷愁)

 

美しく、歌声も素敵ですよね。さりげなくブレリアにアレンジされています。

 

 

ペネロぺ・クルス主演の映画”Volver”のシーンがところどころ回想されています。

 

映画”Volver”の1シーンに、ペネロペ・クルスが歌うシーンがあります。吹き替えで歌っているのがエストレージャ・モレンテなのですが、知っているのに、まだ本当にご本人が歌っているかのように見えてしまいません?

 

すごい演技力ですよね。

 

 

こちらの8曲目です。

 

 

 

そして、こちらがJosé Mercé(ホセ・メルセ)と、アルゼンチンのAndrés Calamaro(アンドレス・カラマロ)のコラボレーション。一部だけですがレコーディング風景、素敵ですよね!

 

 

このアルバムではラテン圏で活躍するいろいろなアーティストとのコラボレーションで、名曲を歌われています。こちらの7曲目です。

 

 

こちらはChano Lobato(チャノ・ロバート)。思いっきりブレリアで歌われています。

 

 

こちらのアルバムの2曲目にはいっています。

 

 

この曲はもともとタンゴで有名なアルゼンチンのカルロス・ガルデルの曲で、映画"El Día Que Me Quieras"で歌われていた曲なんですね。(El día que me quieras については、以前こちらで曲だけ触れていますので、ご興味があればどうぞドキドキ

 

 

タンゴのサイトでは亡命の痛みと郷愁、人生のはかなさと戻れない道を歩んだ運命を歌った歌、と語られています。

 

 

遠くに揺れる
灯りが私の帰還を
示しているのがわかる
それは、かつて
その薄暗い光で
深い悲しみの時を
照らした灯りだ


帰りたくないと思っても
いつも初恋のもとへ帰るものだ
静かな街、こだまがこう言った
「あなたは私の人生です、あなたは私の愛です」と
言った場所だ
星の嘲笑の下で、
今日、無関心に見守っている星が
私の帰りを見つめる

しわの寄った額で戻る
時の雪が私のこめかみを白くした
人生は一瞬だと感じる、
20年なんて何でもない
熱い目で
影の中を彷徨い、
君を探し、名前を呼ぶ
甘い思い出にしがみついて生きる
それはもう戻らない

過去と向き合うのが怖い
再び私の人生と対峙する過去が
夜が怖い
思い出に満ちた夜が
私の苦しみを連鎖させる
でも逃げる旅人も、
遅かれ早かれ歩みを止める
忘却が全てを破壊し、
私の古い夢を殺してしまうかもしれない
控えめな希望が
私の心の全ての幸運だ

しわの寄った額で戻る
時の雪が私のこめかみを白くした
人生は一瞬だと感じる、
20年なんて何でもない
熱い目で
影の中を彷徨い、
君を探し、名前を呼ぶ
甘い思い出にしがみついて生きる
それはもう戻らない


 

では、長くなりましたが、今日も素敵な1日を✋