この手の話になると、いつもう~~ん、と唸ってしまうのですが、
昨日、「国家公務員宿舎の削減のあり方についての検討会」の初会合が開かれたというニュースをテレビで見ました。
先日、朝霞の国家公務員宿舎の建設が凍結になりましたが、その他、現行の宿舎削減計画を強化するとのこと。震災復興予算とその財源の問題があるので、これらの検討はたしかに必要でしょう。
ただ、いつも思うのが、国のお金が足りないから公務員の人件費を減らせ、宿舎(社宅)もやめろ、というのは「スケープゴート」に過ぎないと思うのです。公務員だってたしかに給料は税金、国民の血税からもらっているとはいえ、仕事もしないで施しを受けているわけではなし、しかるべき職責を全うしそれに対する対価(職責に見合うものかどうかは別として)だと思うのですけれどね。
公務員住宅がどれほど老朽化が激しいかご存じですか?
近隣の相場より安い家賃で入居しているとはけしからん、と言われますが、私の友人知人で公務員住宅に住んでいる人を何人も知っていますが、あんなに古くて汚くて老朽化した共同住宅なんてどんなに安くても自分だったら入りたくない、思う人も多いはず。
前にも書いたことがありますが、一等地にあるのは昔からあるからで、今では超高級住宅地の世田谷が当時一面麦畑だった、ゴルフ場だった、人気ナンバーワン住宅地の武蔵野がうっそうとした森で子供達はカブトムシを捕っていた、そんな頃からあったので、一等地になったのはその後からのようです。古い建物を建て替えるのはある意味当然で、そういう新築建物ばかりをマスコミで取り上げるのは偏っている気がします。
宿舎は家賃が極端に安く近隣の民間共同住宅の水準とかけ離れているといいますが、国家公務員の給与も、例えば同年代・同学歴で民間一流企業に就職した同級生と比較すると極端に安い、と友人がこぼしていました。
朝霞宿舎の建設費は105億円にも上る、というけれども、国の出先機関である地方合同庁舎の新設計画計8カ所の総工費は600億円に上るとのこと。こっちをやめるのが先ではないのかなあ。
さらにその前に、都心の議員宿舎を撤廃すべきだと思うんですけどね。東雲や朝霞より赤坂の議員宿舎を廃止すべきでしょう。都心3区内の超高級住宅地にお屋敷跡地のような緑が多い広大地があって建物もそのままの現在使われていない議員宿舎がありますが、あそこが民間に放出されれば、大手デベがあの土地をいったいいくらで落札するのか興味津々です。近くに東電の保有地もありますが。
議員の給与にしても、いまどき民間企業で何の経験もない新入社員が初任給年収2000万円というのはあり得ないでしょう、議員の給与の感覚は民間とかけ離れているのでは。
だんだん熱くなりそうですが、国会議員はまず隗より始めよ、ですね。
肝心なことを書き忘れそうになりましたが、私がこのニュースになぜこんなに興味を持ったかというと、「検討会」のメンバーがテレビで映し出されたところに、鑑定協会の緒方会長の姿があったので、そうか、宿舎の鑑定をするんだー、どこの業者?当然あそこ? と思ったからです。



