№1458 (from BOS 061) 120212-072 Sun. Sunny
2月12日 (日)
人の心を打つ素晴らしい演説があります。
公民権運動の指揮者マーティン・ルーサー・キングジュニアの “I have a dream" のスピーチ。
ジョン・F・ケネディ大統領の就任演説と並んで
20世紀のアメリカを代表する名演説と言われています。
アメリカでは、
1月の第3月曜日はナショナルホリデー(公的祝日)。
人種差別の撤廃を訴えた、このキング牧師の生誕を記念する祝日です。
アフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キングジュニアは、
1963年8月28日に行われたワシントン大行進のとき、
リンカーン記念堂の前で歴史に残る演説を行いました。
それが、この “I have a dream” で始まる、有名なスピーチです。
“I have a dream”
“I have a dream” と続いていく、とても感動的な演説です。
ユーチューブでも見る(聞く)ことができますので、ぜひ一度聞いてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=ElAyw1bbW38
(クリックすると音が出ます。ご注意ください)
過激で強行的な手法による人種差別撤廃を訴えたマルコムXが暗殺され、
非暴力抵抗運動を指揮したこのキング牧師もまた暗殺され、
そんな歴史を背負って、現在の大統領 オバマ大統領はいます。
テレビでは、
ここのところ、米大統領選挙の共和党指名候補者選びのニュースでもちきりですが、
キング牧師の演説を聞き、
アメリカの歴史について、もっと知りたいと思うようになったこの頃です。
それから伝説のスピーチと呼ばれているものもあります。
スティーブ・ジョブスが、スタンフォード大学2005年卒業式で行ったスピーチ。
スタンフォード大学の公式ページに掲載されています。
(人生で得た3つのストーリー)
http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
こちらも、
“Stay Hungry. Stay Foolish” で有名な、心打つスピーチです。
ジョブスが、3つのストーリーについて語っています。
1つ目は点をつなぐことについて
2つ目は大切なものとそれを失うことについて
3つ目は死について
いずれも、とても感動するストーリーです。.
特に、私は、
“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So, you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”
のところで、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
『先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない』
大学を中退したジョブスが、
中退したことによって必須科目の授業をとる必要がなくなり、
思う存分 calligraohy (文字芸術)の授業を堪能することができ、
それが後年、マッキントッシュの設計に活かされたというくだりです。
今、自分が体験していることに一体どんな意味があるのだろうと思うことはよくありますが、
その時には見えない個々の事象の意味が
将来、過去を振り返ってみるときに、dots (点)がつながり、
意味のある体験として位置づけられる日が必ずくると、信じること。
そう信じることの大切さを、ジョブスは述べています。
英語の勉強のため、と思って聞き始めたこれら有名なスピーチ。
静かな感動が、心の中に広がります。
ぜひ、あなたも聞いてみてください。