透明人間との会話 | れあれあ

れあれあ

身長148cmのちびっこ40代のよもやま話

グリーフケア心理カウンセラー(悲嘆療法)
アドラー流メンタルトレーナー
臼井式レイキティチャー 
ライタリアンレイキマスター

こんにちはニコニコ

れあれあです。


にゃんこの視線の先に


カルガモ親子。


 

まりおたんまりおたんまりおたん
先般母の日のこと。

施設でお世話になっている
主人の母の面会に
主人と伺いました。

毎週日曜面会ですが
この日は主人が
主人の母の好みにあうケーキを携えて
馳せ参じました。

主人の母は
約7年前脳梗塞になり
脳の1/3が損傷したと伺ってます。

そこから3年ほど経過して
後遺症の影響から
主人の母は
幻聴・幻覚・妄想が過度に発露し
家庭での生活が困難となり
入院を経て
施設のお世話になりました。

ここ数年
主人の母の
脳の状態はゆるやかな下り坂で
嬉しい・感謝という感情は
消えつつあります。

なので
懐かしい親族が
主人の母に面会にいっても
病前は
主人の母は
はじけるような笑顔で
大歓迎な様子でした。

現在は
脳のエラーが進行しているのか
表情が変わらず
淡々と応じています。
 

 
主人の母の
幻聴・幻覚・妄想の
いくつか種類があるのですが

・著名人の赤ちゃんを
妊娠しているという発言

・その場にいない
著名人や神仏、ご先祖様と
会話をし、
本人の都合の良さそうな
結論をだす。

・架空の美容整形の病院と
予約をとる会話をする

この3つが
特徴的です。

この3つには
主人の母はもちろん
誰しも根っこにある本願の
・自分は大事にされるべき存在だ
・自分は価値ある存在だ
・自分は美しくいたい
これらから派生しているように
感じます。

なので
発言を否定したり、
正そうとすることは
この本願をくじくことに価するので
刺激しない程度に
話をあわせて対応しています。


面会の際
顔を突き合わせている際に
突然
『〇〇様、・・・なんだけど。』
『あぁ、そうですか。今から行きますね』
という感じで

そこに実在しない
透明人間な著名人と
本人の脳内で展開される
会話をしています。

どうも、日中
MLBのテレビ中継を
ご覧頂いているようで
この著名人は
あの有名野球選手だったりします。

発症以来
テレビをみなくなったと伺っているので
あの有名野球選手の名前が
出てきたことは
嬉しいことでした。

なぜなら
主人の母の脳の症状は
例えていうなら
緩やかな下り坂の状態が続く中

新しいことを覚えたり
悦びとかときめきとか
笑ったり驚いたりとか

そういう日常のことから
距離が出てしまったからです。

脳が重めの症状の
主人の母でも
ときめかせてしまう彼の
影響力たるや٩( ᐛ )و

そして
主人の母の中で
ときめいた彼は
透明人間として脳内に現れ
本人の脳内で会話を
楽しんでいるようでした。

その様子を見守っている主人は
自身のお母さんと
お母さんの今を
包み込んで
受け止めているようでした。

そういう
母-息子の様子が
ほんわかした
母の日でした。

 

 

 

まりおたん本日のムフムフです。

昇り長井さんです。

 

 

※長井さん/丸井さんとは

レンズのゴースト現象による
緑色の光の帯に映る
長い/丸い影の個人的な呼称です。

撮影しているのはSONYのスマホです。

 

 

本日もご来訪ありがとうございました。

皆様と

皆様に関わった

全てのひとが

皆様のエネルギーに触れて

幸せな記憶が残りますように。