旅から戻って随分経つ。
なのに、私はまだ旅の余韻の中にいる。
旅行のレポートを書き始めたら、これがなかなか終わらない。
あの日見た景色や出会った人や物たちのことを書いているうちに、どんどん記憶がよみがえってきて、気づけばかなりの文量になっていた。
このままいったら1冊の本になるんじゃないだろうか。
いっそ個人的なZINEでも作っちゃおうかな、なんて(笑)
それだけ濃い旅だったんだなあと、しみじみ思う。
さすがに少し頭が疲れてきたので、気分転換に色鉛筆を手に取った。
なんとなく描いたのは薔薇。
もちろん何かを見ながら忠実に描こうなんて、そんな真面目なことは今はできない(笑)
気分転換なんだから。
頭の中にぼんやり浮かんだまま、手を動かしてみる。
そこに現れたのは、記憶の断片のような薔薇。
あるいは、こうあってほしいと願う佇まいのような薔薇。
描いているうちに、今度は水彩で描いてみたくなった。
にじみや透明感で表したら、どんな表情になるだろう。
そんなことを考えながら色を重ねる時間は、とても心地よかった。
さて、今度は梅雨らしく紫陽花かな。
筆が止まるまで、ゆっくり色を重ねてみようかな。
ちゃんと撮ってたはずだが……おっと…ぼやけているではないか…!
まっいいか!











