8月上旬、母と妹と一泊二日の夏旅へ。

 

天気予報がころころ変わって、出発直前まで「大丈夫かな?」と心配していたけれど、どうやら2日間とも晴れそう。

ひと安心して出発した。

 

 

水陸両用の車椅子を借りられることがわかって、海へ行くようになって今回で4回目。

ところが今回は、台風の影響でまさかの「遊泳禁止」。

仕方ないとはいえ、初めてのことだ。

それでもライフセーバーさんが「車椅子でスロープのところまでなら行けますよ」と教えてくださり、波を眺めたり、写真や動画を撮ったり。

波に触れられなくても、海に来られただけで十分うれしい。

何しろ海なし県民。

海沿いを移動できるだけで、テンションが上がる上がる。

 

 

次に向かったのは海浜公園。

日差しがどんどん強くなり、本格的な夏の暑さになってきた。

「水分、ちゃんと持った?」「こまめに飲もうね」

この年齢になると、暑さ対策は楽しさと同じくらい重要だ!

まずは腹ごしらえ。

イカスミ黒焼きそば、たこ焼き、鶏ごぼうメンチ、紅はるかコロッケなど、県産食材を使ったものをいろいろ頼んでシェア。

そして、気になっていた県産ミントのアイス。

「チョコミント」と聞くだけで、あの人工的な香りを思い浮かべてしまい、私はどちらかというと苦手。

ところが、ここのミントアイスは違った。

ミントティーのような澄んだ爽快感で、思いのほかおいしい。

「これはアリ!」

さらに県産牛肉のハンバーガーまで追加。

……旅先では、なぜか食欲が増す(笑)。

 

お腹も満たされたところで、広大な園内を移動する。

本当は園内を一周できるシーサイドトレインに乗る予定だった。

車椅子ごとスロープから乗れるので、とてもありがたい。

ところが!

今回はイベント準備のため、一部区間が運休。途中で下車。

完全に調査不足だった。

日差しが強くなるなか、予定外に歩くことになり、一同しばし呆然。

それでも「行きたいところへ行くぞ!」と気合を入れて出発した。

坂道や芝生は、車椅子を押す側にはなかなかの重労働。

それでも妹は黙々と進む。

その姿を見ていると、母が付いてくるだけで精いっぱいなのも納得。

妹の馬力、恐るべし。

車椅子を最軽量モデルにしておいて、本当によかったと実感した。

木陰を探しながら進み、20分ほど。

目的のエリアに到着すると……

なんて清々しい景色!

見渡す限り緑一色のコキア。

目的だったジニアも見ることができて、ここまで来た甲斐があった。

疲れは出てきたけれど、気持ちは満足。

帰りはトレインに乗って無事に公園入口へ。

待っている間、「いつ来るの?」と少しハラハラしたけれど、遠くから車体が見えたときはホッとした。

 

そういえば、こんな出来事もあった。

楽しみにしていた「砂浜エリアから海を一望できる場所」へ向かうが……

濃霧!

海はまったく見えない。

潮風とさざ波は聞こえるのに、すぐそこにあるはずの海が見えないという、なんとももどかしい状況。

「これはリベンジだな」

サンパチェンスと海のコラボも、次回のお楽しみになった。

 

 

予定時刻を大幅に過ぎてホテルへチェックイン。

 

今回も、お風呂付きのオーシャンビュー和室。

 

部屋やベランダでひと息ついたあと、夕食までの時間にリラクゼーションスペースへ。

最新式らしいマッサージマシーンを母と妹に。

私は普通のマッサージチェア。

「効く〜!」と喜ぶ二人を横目に、私は「まあ、こんなもんかな」と(笑)。

 

夕食はバイキング。

車椅子の私を気遣い、事前に予約する形でスタッフさんが壁際の角の席を用意してくださった。

これが最高!

人混みが苦手な私たちには、落ち着いて食べられる場所が何よりありがたい。

とはいえ、開始からしばらく料理が並ばない。

人気の海鮮浜焼きには、ものすごい行列。

サザエ以外の海の幸はどれもおいしく、特に生シラスとイクラは満足。

カニ、エビ、ホタテ、あんこうの唐揚げなども楽しんだ。

ただ、いろいろ食べられるのはバイキングの魅力だけれど、胃が強くない私たちには、どうやら少々忙しい。

「食べて、取りに行って、また食べて……」

結局、家族会議の結論は、

「やっぱり部屋食で創作料理のコースがいいね」

だった(笑)。

好き嫌いがないからバイキング向きだと思っていたけれど、年齢を重ねると「量」より「おいしいものをゆっくり」が贅沢なのかもしれない。

 

 

 

 

 

翌朝の朝食もバイキング。

早めの時間に行ったので、前日の夕食よりはスムーズ。

三色丼、焼き鮭、県産卵の卵焼きがおいしかった。

一方、洋食系は……うーん。

夕食同様、ちょっと残念。

結局、私たちにとっては「何でも食べられる」より、「全部おいしい」が大事なのだと実感した。

 

 

 

 

 

 

 

朝食後、チェックアウトして水族館へ。

一昨年のリベンジで、今回の一番の目的だった「イルカ・アシカオーシャンライブ」を観る。

無事に目的達成!

かわいい動きと俊敏な動きに癒され、大満足。

もちろんクラゲのコーナーもじっくり堪能した。

まだ見ていないエリアもあったので、もう少し回りたかったけれど、気づけば喉がカラカラ。

自販機の甘い飲み物は飲みたくないので、車まで戻って水分補給することに。

再び館内へ戻るか相談したものの、夏休み中で団体客も多く、今回は断念。

「まだ見ていないところは、また次回のお楽しみ!」

こうして、またひとつ次の旅の予定ができた。

 

 

 

お昼は湊の市場へ。

母が生ものを食べられないので、あらかじめ煮魚・焼き魚・刺身が食べられるお店をチェックしていた。

数量限定の金目鯛の煮魚定食を無事に注文できたときは、母以上に私たちがホッとした。

私たちはもちろん海鮮丼。

そりゃ、おいしいに決まってる!

 

 

満腹大満足で魚屋さんを見て回り、魚を多めに購入。

妹家族とシェアすることにした。

魚好きの姪っ子たちも喜んでくれたみたい。

 

 

旅の最後はマリンタワー。

一度行ってみたかった場所なので、360度のパノラマビューを楽しめてよかった。

天候がよければ富士山も見えるそうだけれど、今回は残念ながらお預け。

 

 

そして高所恐怖症の母。

あまり景色を楽しんでいるようには見えなかったので、早めに下へ(笑)。

 

 

気がつけば日も暮れ、今回の旅も終了。

今回も、ここには書ききれないハプニングがいくつかあった。

でも、旅にハプニングは付きもの。

予定通りにいかないからこそ、あとになって笑える思い出になるのかもしれない。

何より、怪我なく無事に旅を終えられたことが一番。

サポートしてくれた家族、ライフセーバーさん、ホテルや各施設のスタッフさん。

その気配りと心配り、お力添えのおかげで、今回も楽しい旅になった。

心から感謝したい。

 

今回の旅でも、いくつかの「次はこうしたい」が見つかった。

見られなかった景色、行けなかった場所、まだ残っている水族館のエリア。

それらが、きっと次の旅のプランにつながっていく。

旅の記録を書き終え、画像や動画の整理・保存もようやく完了。

ここからは、今回の資料をもとにノートにまとめていこうと思う。

さて、次はどこへ行こうかな。

こうして旅は終わっても、次の旅の種はちゃんと残っている。

それもまた、旅の楽しみなのかもしれない。

 

 

 

【今回の旅行で訪れた場所】(公式サイト掲載)

 

●大洗サンビーチ海水浴場

 

 

●国営ひたち海浜公園

 

●大洗ホテル

 

●アクアワールド茨城県大洗水族館

 

●那珂湊おさかな市場

 

●大洗マリンタワー