松岡不動産鑑定士のブログ

懐かしさと新しさが同居する街、瑞穂区

私は愛知県名古屋市で不動産鑑定士をしています。

 

お仕事を頂いているのは、主に名古屋市内、愛知県内、時々岐阜県や三重県、静岡県などのエリアになります。

 

その中でも一昨年から名古屋市瑞穂区にある不動産の鑑定評価のお仕事を頂くことが多いのですが、今日は瑞穂区について思うことを書きたいと思います。

 

昔、国鉄時代に「みずほ」という名称のブルートレインがありましたが、「みずほ(瑞穂)」は、「みずみずしい稲の穂」を表す言葉であり、「みずほ(瑞穂)の国」は、実り豊かな国を意味する日本国の美称として用いられています。(みずほFGのホームページより)とあり、神的な趣のある美しい名称だと思います。

 

瑞穂区は雁道商店街に代表される、下町の風情の残るエリアから、地下鉄桜通線の延伸によってさらに注目度の増した高級住宅街もあり、多様な顔を持っています。

 

旧来からの住宅地が多く、昔から住民の方に愛されている飲食店、新たに入られて若年世帯向けのおしゃれなお店があったりと、利便性、住環境の良さに加えて住みやすい街という印象です。

 

最近では、2026年に開催予定のアジア大会に向けて、大規模改修中の瑞穂陸上競技場も有しており、名古屋地区のスポーツのメッカとしてますますの発展が期待されています。

 

「住みたくなる街、瑞穂区」という言葉が似あう瑞穂区、仕事やプライベートで訪れるたびにその思いが強まります。

 

〇改修工事の進み瑞穂区陸上競技場の写真です。完成後はどのような姿をみせるでしょうか。

 

〇名古屋女子大学高校近くの旧桜並木になります。多くの木が伐採されて残念に思います。

 

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」

人気のない間取りは2K

yahooニュース(4月27日)より


全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連、伊藤博会長)がこのほどまとめた「1人暮らしに関する意識調査」によると、1人暮らしの希望の部屋タイプのトップは1LDKで35.2%の支持を集めた。
最も人気がなかったのは2Kで、支持率は全体の1.9%にとどまった。ワンルームは8.7%で4位だ。2位は31.2%の1DK、3位は11.9%の1K。


月額家賃の希望額については4万~5万円が25.9%、5万~6万円が23.2%でほぼ二分する形となった。これに続いて、16.5%に上った4万円以下と、17.7%の6万~7万円もほぼ二分された。


この調査は、2月21日から3月28日にかけて国内全域を対象にインターネットで1人暮らしについてアンケートを行ったもの。学生、主婦、社会人などから寄せられた有効回答数1291件を集計した。


一人暮らしの場合、広過ぎず狭くもない1LDK位が使いやすいのかもしれません。物が増えてくるとワンルームでは狭く感じますから。


これからアパート経営をお考えの方は、参考になるかもしれません。


相続税 非課税制度の見直し

今回の税制改正における相続税の増税で,基礎控除額の引き下げに加えて,死亡保険金の非課税制度も見直されます。これまでは,500万円に法定相続人の数を掛けた金額までの死亡保険金には相続税がかかりませんでしたが,4月以降は,法定相続人のうち,未成年者,障害者,相続される人と生計をともにしていた人だけが対象になります。


資産家の方は,法定相続人の数×500万円の死亡保険に一時払いで入り,相続財産を減らすことで相続税に節税対策になったのですが,これからは使えなくなるということです。


いずれ相続に直面する我々だけでなく,生命保険業界にとっても痛い制度改正になりそうです。