怒涛の2022年が終わり、
新年、そしてデジタルプラスとして
新たなスタートが始まろうとしています。
そんな2023年を前に、2022年を振り返ってみます。
前半は、フィンテック事業を
軌道に乗せる格闘の日々
デジタルギフトにサービス名称を変更し、
サブスク転換した2022年1月。
全社で絶対利益成長をうたっている以上、
サブスクによって収益計上が按分されようとも、
当時の収益規模であれば変わりなく四半期連続成長に拘りたい。
また通期においては、粗利倍増、
サービス登録数は前期10倍の1000登録を目指していました。
一方、フィンテック事業の正社員10名もいない。
私一人の力量による再現性・持続性の弱い
菊池商店と言っても過言ではない状態。
事業も組織も同時並行で
超マッハスピードで組み立てる
本当に神経を使った時期でした。
結果的には、ひとりひとりが成長し、
必要なタイミングで必要な人材も集まり
フィンテックチーム単体で約20名体制、
2022年9月期は10四半期連続成長、
粗利倍増・1060登録と
掲げていた目標をすべて達成できました。
何より一過性ではなく
持続可能な事業・組織体制をつくれたこと、
私自身が戦略と人事に集中できる状態になったことは
今後に大きな効果をもたらします。
2023年には40名体制を目指していますが、
私は大きな未来・ゴールを語り、
そこに向け、私自らが動くのではなく、
私以上にうまくやれる人を採用し、育て、任せていく。
当たり前のことながら、
この重要性をリアルワールドからの教訓として
実行でき始めた1年だったように思います。
後半は、絶対に諦めない背中とリーダシップ
経営者としての覚悟と胆力を求められた
前半のフィンテックの格闘とは真逆に、
GAFAメディアは上半期非常に好調でした。
そのためフィンテックが軌道に乗るための
土台が整い始めたタイミングでは、
2022年の上方修正、また翌期のリアル超えは
余裕をもって実現できると考えていました。
しかしながら下半期に入り、
急速にGAFAメディアの収益が下降し始めました。
チーム内の空気も一機に崩れ始めました。
IRは重視しつつも、
フィンテック事業に特化していた私が、
デジタルプラス全社としての経営業に
寄り戻されたタイミングでした。
正直を言えば、起こっていることは
想定リスクの顕在化に過ぎない。
順調な時こそ、どれだけ成長投資できるか。
成長投資とは、事業投資はもちろん、
再現性・持続可能性を引き出す、
採用と育成、人的投資を行うこと。
3Q、状況は悪化の一途を辿り続けました。
その中で改めて選択に迫られました。
フィンテックのみに集中しJカーブを目指すか。
もしくは、GAFAメディアに代わる、
新たなキャッシュフロー事業に転換するか。
正直、非常に迷いました。
結果、10月のブログでも書きましたが、
2016年から、なし崩し的に非常にお恥ずかしい結果を残し、
そんな企業がJカーブと言っても信用はゼロ。
環境や市況を言い訳にせずに、言ったことをやり抜くことは、
新たなスタートを切ったデジタルプラスにとって非常に重要。
そのため4Qに入り短期間で、
GAFAメディアの複数のの事業売却・リスクオフを進め、
同時にデジタルマーケティング事業への展開、
更には先日開示させて頂いた
デジタルグロース発足へと舵取りしました。
短期間で、精神がすり減る交渉の毎日でした。
最後の最後まで諦めず、
考え抜いた時に秘策は生まれるものです。
同時にもう一点、ここで書くべきか迷いましたが、
私は常に痛烈に感じている迷いを持っていました。
それはGAFAメディアとしての事業継続の追求です。
2005年、ポイントメディアで当社は立ち上がり、
2008年、クラウドソーシングに参入、
2014年、国内初となるクラウドソーシング銘柄で上場を果たし、
2020年、キャッシュフロー事業としてGAFAメディアを立ち上げました。
現在もそれぞれの事業で上場企業が存在し
高利益で持続的成長を実現しています。
結局は、やり切ったかどうか。
これらを背景に、本当に業態転換すべきなのか
判断を迫られました。
その中で結果、
デジマ転換に至った要因は大きく2つ。
ひとつ目は、コントローラブルな領域で戦う。
Googleアルゴリズムの影響を気にする限りは計画は常に揺るがされる。
回避するための他ソーシャルトラフィックを活用するにも
翌期リアル越えに向け間に合わせることはハードルが高い。
それでも絶対にリアル超えを実現する。
それであればコントローラブルな領域に転換する。
2つ目は、絶対にフィンテックをやり抜く。
正直、2つ目の要因が大きいです。
現組織状況で、同時に2つをやり抜くには、
逆に全てが中途半端になる可能性が高い。
それであればフィンテック優先に考える。
これらが今回開示させていただいた
2023年9月期デジタルプラス全体戦略
2027年流通総額1000億円ロードマップ
に繋がっています。
正直お話しすると、
これらの決意と覚悟、格闘の裏で、
神経をすり減らし続けた結果、
8月は明らかな体調異変が起こっていました。
(現在は回復済み)
意志や覚悟に対し、体がついて来ない加齢、
新たな働き方の必要性に問われつつ、
この2022年を無事しめくくり、
2023年を希望を持って迎えられる状態となったことは、
また一つ、私自身、強くなれたように思います。
リアルワールドが上場後、
私はトップとして多くの反省を持っています。
その中のひとつ、
トップとして、常に大きな未来・ゴールを示し、
逆境になればなるほど、今まで以上に未来を語り、
自ら先頭に立って突き進んでいく。
その結果が、現場のネガティブな議論・衝突を、
未来を実現するための前向きな議論に変え、
今いるスタッフの成長、
そして実現するための新たなスタッフ、
支援者が集まる求心力の高まりに繋がる。
2022年を表す漢字は「戦」となりましたが、
まさしく私自身も戦い続けた1年だったように思います。
2022年、本当にありがとうございました。
スタッフ含めご支援者、株主様、多くの方々に
感謝の気持ちで溢れています。
2023年はリアル超え、デジタルプラスのはじまりです。
引き続き、2023年もよろしくお願い致します。
