中国で一帯一路フォーラムが開催されている。

世界130カ国から首脳や代表が集まる、壮大なプロジェクトだ。

そして、北朝鮮の代表団もしっかり参加した。

 

 

※青字は2017年5月14日 産経新聞より引用

 

中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムが14日、北京で開幕した。習近平国家主席は開幕式で演説し、一帯一路の建設を通じて「開放的で皆が利益を得るグローバル化を実現しなければならない」と自由貿易体制の推進を訴えた。また習氏は沿線国などに対して新たに総額8620億元(約14兆1000億円)の融資・援助を行う方針を示した。

―中略―

 また習氏は資金面での支援強化に言及し、一帯一路をアジアインフラ投資銀行(AIIB)とともに支える中国独自の「シルクロード基金」に対し、1000億元(約1兆6400億円)の増資を行うと表明。さらに国家開発銀行と中国輸出入銀行による計3800億元の融資のほか、今後3年間で沿線国や国際機関に民生プロジェクト資金援助として600億元、緊急食料援助として20億元を拠出する方針も示した。

 習氏は、14日早朝に弾道ミサイルを発射した北朝鮮には言及しなかった。

 会議は15日まで。プーチン露大統領ら中国国外から29カ国の首脳や約130カ国の代表団が参加し、出席者は1500人を超える。一方、先進7カ国(G7)のうち首脳が参加したのはイタリアだけで、新興5カ国(BRICS)も首脳の出席は中露の2カ国にとどまった。

 

 

私は正直、「中国はやるな~」と思う一方、

「それに比べ、わが国は・・・」という情けない心境になった。

 

中国は独自にこれほど壮大な構想を打ち出すことができるが、

日本はアメリカに頭を押さえされてきて

経済大国と言われながら単体のばらまきしかやってこなかった。

 

それどころか、アメリカが国交を回復すると、

その後を太鼓持ちのように出かけて行って、

「これ、使ってください」と国民の税金をばら撒いてきた。

いわば、日本はアメリカ大統領の財布とされてきたのだ。

(キューバやミャンマーを見よ)

 

いまや国家にこうした構想をまとめ上げる能力すらない。

せいぜい授業料の無料化を打ち出す程度。

それすら欧米諸国の物まねでしかない。

 

 

アメリカのマスコミ、それに追随する日本のマスコミは、

「中朝関係は過去最悪、破局もある」などとさんざん報道してきた。

 

だが、実際にはどうだ。

私が主張してきたように中朝関係に変わりはない。

そして、ロシア+中国+北朝鮮のラインも変わることはない。

 

中国やロシアが北朝鮮を排除して、

喜ぶのはアメリカや日本。

それを中国が喜べるわけがない。

 

一帯一路に北朝鮮が出席したことを、

アメリカは怒っているが、

中国はお構いなし。

まして、日本が遠吠えしてところで、

アメリカのいう事さえ聞かないのだから、

まったく無意味だ。

 

過去最悪の関係なのは、

中朝ではなく、

日中、日韓、日朝なのだから。

 

いくら安倍政権がこのことをごまかそうとしても無駄だ。

実際に韓国国民は怒っているし、

中国は日本を相手にしていない。

北朝鮮に対する抗議も無駄だ。

日本のいう事を聞いたことがあるのか。

アメリカが恫喝しても聞きもしないではないか。

 

世界の組織は暴力団とよく似ている。

いや、ほとんど同じだ。

 

日本には三大暴力団と呼ばれている組織があるが、

世界に当て嵌めてみる。

 

三代目アメリカ組

下部組織 日本他

 

初代ロシア会

下部組織 旧ソ連衛星国

 

全世界中国連合会

下部組織、北朝鮮、ベトナム、タイ、アフリカ諸国等

 

タイの王族は中国人であることが知られているし、

日本ではあまり報道されないが、

インドシナ半島諸国の経済は華僑が抑えている。

日本ではない。

 

 

たとえば、三代目山口組は下部組織が拡大することで、全国に広がる強大な組織を作り上げた。

 

ボンノこと菅谷政雄の菅谷組、大阪の柳川組などが斬り込み隊長として全国展開してゆく中で組織はどんどん大きくなった。

 

 

組織を、哲学的、ユダヤ教的な考え方に当て嵌めると、

ミクロコスモス(個人)はマクロコスモス(大宇宙)と同一であり、

その写し、

下にあるものは、上にあるものと同じとなる。

 

すなわち、暴力団の組織をミクロコスモスとすると、

世界はその上位にあるマクロコスモス、

見本である。

 

従って北朝鮮が強くなれば、中国の力が増すことになる。

 

今はまだ、アメリカとヨーロッパ諸国や日本とはなんとか繋がっていて、連携しているように見える。

 

けれどもイギリスがEUを離脱、

トランプがアメリカ一国主義を主張し始めた今、

資本主義圏は崩壊序曲を迎えたことは間違いない。

(しかも、自ら破壊している!)

 

これが世界の潮流となれば、おそらくそうなると思うが、

アメリカを中心とした資本主義圏は急激に弱体化し、

中国を中心とした経済共生圏が浮上してくることになるだろう。

 

 

それにしても、一帯一路構想は壮大だな。

好みで言わせてもらえば、

英語でたんに「シルクロード」だけにして欲しかったけれど。

英語圏じゃくて、中国語そのものだから致し方ない。

 

私は、この構想が平和のまま、世界各国が結ばれてゆくことを願うばかりだ。

 

なぜなら経済圏はというものは、

今までのアメリカを見ればよくわかるが、

必ず軍事同盟へと繋がってきたからだ。

 

歴史を見れば、中国はアメリカのように戦争好きではなかったし、

一帯一路構想では「一切強制しない」と言っているので、

そのような事がないことを願う。

「強制しない!」っていいよね。

 

アメリカからそんな言葉聞いたことないわ。

トランプ見ればよくわかるが、

政治=恫喝だから。

 

細川護煕が「NO」と言っただけで、

「NO!」と切れてしまうお国だから。

そして総理は変わる・・・

 

国内でも、国外でも恫喝ばかり、

そんな男に唯々諾々と従わざる得ない我が安倍晋三。

 

あなたがドナルド・トランプの行き過ぎた行動を叱責できるようになれば、私もあなたを信用しましょう。

 

孤独なファーストとやらに突き進むアメリカと東京。

 

それに対し世界を一帯一路で結ぼうとしている中国、

その中には北朝鮮がいる。

 

いったい、この先どちらが「勝ち組」になるのか?

 

私はファーストの正体は、世界を騙す「ファウスト」ではないかと疑っているのだ。

 

安倍晋三は中国に頭を下げ、

習近平の爪を煎じてもらい、

一帯一路に混ぜてもらうべきではないか。