前回は安倍政権が推進している博打、ギャンブルの罪深さについて書いたが、
少し長くなったし、
戦争についてはさらに長くなるから何回かに分けて書こうと思う。
私の主張は安倍政治とやくざは一緒、
つまり同じ事をしているというものだ。
博打=ギャンブルについては前回書いた。
今回、まずはヤクザと政治家の関係について知ってほしい。
そのため元山口組系組長たちが書き残した本を元に検証する。
近年、山口組から離脱した元直系組長が次々と本を出し、いずれも話題になった。
始めに関東で勢力を奮っていた後藤組の後藤忠政氏の「憚りながら」が10年ほど前に出版されている。
後藤氏は現在カンボジアに移住し、
カンボジアで事業を開始、ついに貴族に列せられた。
この人、ほんとにやくざなのに、
アメリカ政府の計らいで特別に肝臓移植を受けて命を長らえるわ、
いわゆる「世界を股に架けたブラザーシップ」に守られている。
この後藤氏の本、
他の組長の本とは違い、
自然な流れですらすらと進んでゆく。
おそらく、あったことをすべてとまでは言わないが、
正直に述べているからだと思われる。
中でも、今や安倍晋三と力を合わせて日本の政治を変えている、
創価学会=公明党からの協力要請と、
その後の手のひら返しの話は有名であり、非常に興味深い。
―以下 元山口組内後藤組組長 後藤忠政著 「憚りながら」 宝島社より引用
学会は、大本堂を造る時からデタラメなことしてたんだ。
大本堂を造る際に、
市道を勝手に(市の許可なく)潰したり、
農地を不正に取得したりしてな。
それが(富士宮市)議会で問題になったり、
道路法違反で池田大作が告発されたりしたんだよ。
けど、この告発の黒幕が実は日原で、
山崎は日原を懐柔するために日原と組んだんだ。
それからは、何をするにも山崎と日原は二人三脚だった。
(※引用者注:日原とは富士宮市議で、建設造園業「日原造園」社長、山崎は有名な創価学会元顧問弁護士)
ところがだんだん、学会と日原のこれまでやってきた悪事がバレてきて、
富士宮の中でも左翼の連中を中心に
「日原造園、創価学会と市政の疑惑を正す市民会議」とかいうのができたりして、
(創価学会に対する)反対運動が起こった。
デモが起こるぐらいに盛り上がったんだが、
その時に山崎から(反対運動が)「何とかならんか」という相談があった。
そういう裏の話は当時、
あの男(山崎)がすべて仕切っていて、
池田ともサシで話し合えるぐらいの実力は持ってたんだ。
実際、俺にも「親分のことは池田会長にも伝えてあります。池田会長も『くれぐれもよろしく』と言ってました」
と言ってたんだから。ー引用終わり
それで後藤氏は、
追い込まれた池田大作創価学会会長のため、
100条委員会の設置賛成派に話をつけに行ったり学会の為に働いた。
ところが後藤氏の働きで100条委員会が何もできないまま終結すると、
それはあんたが勝手にやったことと学会から突き放されてしまう。
後藤氏は腹を立て、学会に内容証明郵便を送りつけた。
―以下「憚りながら」より引用、後藤氏が学会に送りつけた内容証明郵便―
昭和55年12月、富士宮市議会における百条委員会は学会にとって大変な出来事でした。
斎藤滋与史氏(編注:元自民党衆議院議員、後に静岡県知事)にしろ、
杉山憲夫氏(同:当時は自民党県議、元自民党衆議院議員)にしろ、
百条問題打ち切りに関しては多少なりの力添えはあったにしろ、
現実はそのような甘いものではなかった。
四方八方に手を尽くしてどうにもならなかった学会側は、
以前の富士桜墓地霊園(公園)造成の時と同じ様に、
今度は百条委員会調査打切り、
池田大作先生の名誉市民剥奪を叫ぶ、市民議会解散、
山崎正友弁護士の証人喚問阻止を、
土橋(昌訓)公明党富士宮支部長、
公明党元代議士・高橋繁、
公明党稲田(圭佑)」市議の三氏が、
学会側の代理人として私の元に依頼してきたのです。
私はこの問題の為に全力を尽くしました。
百条委員会に関しては中心人物、
河原崎(澄雄)市議を自宅に呼び、
説得に説得を重ねました。
私は常に物事に対処する時は、
自分の生命を賭け、
明日も考えずにその一事、一事、に全力をぶつけて力一杯生きています。
ですからこの件にしても、
もしこれが刑法223条における処の強要罪になったとしても、
信念を持ち行動してきました。
―引用終わり―
山口組の大幹部が、
公明党の幹部の依頼を受けて創価学会と池田大作を救うため、
市議会議員を脅していたという、あってはならない話が綴られている。
しかし、ここでは司法は動かなかった。
それでもシラを切る学会、
時同じくして県警に「後藤組対策本部」が出来たことで、
後藤氏は学会による政治権力乱用を感じ取り、我慢が限界に達する。
ついに後藤組は池田大作の入院先である東京女子医大や、
創価学会本部に押しかけて発砲事件を起こす。
池田大作は生命の危機を感じ、
結局、学会が後藤組に詫びを入れて事は収まった。
おのれの生命など歯牙にもかけず、
大衆を導くことこそ宗教指導者の大道であるのに、
後藤組に威嚇射撃されただけでビビッて詫びを入れるとは何とも情けない話。
まさにオズの魔法使いそのものといったところだろう。
だから池田大作創価学会会長は、
本書の中で後藤氏に「池田」と呼び捨てにされている。
つまり、山口組の大幹部からすれば、
哲学的観点から見てただの素人じゃないかということ。
自分の命や肉体を捨ててかかるヤクザからすると、
大組織のトップが命乞いするなどもってのほか、
そのような小物はトップどころか下部組織の組長にもなれない。
後藤氏は池田大作の本質を直接見抜くことができた数少ない人物の一人ではないか。
そういった意味で、後藤氏の証言は重要だと言える。
日本の政治が創価学会に動かされている現在の政治を鑑みれば。
この本には、
後藤組の副組長が富士宮市議会議員に立候補し、
後藤氏の力で二期連続当選したと書かれている。
三期目は後藤氏が塀の中だったので落選したとも。
さらにー
―以下 元後藤組組長 後藤忠政「憚りながら」 より引用
一度、自民党の県連が「日韓青年交流」か何かで韓国に行った時に、
俺も紛れてついていったんだ。
誘われたもんでさ。
議員がお揃いで着るブレザーみたいのがあって、
それだけ着てれば大丈夫だっていうから着ていったんだよ。
県連の役員みたいな顔してさ。(笑)
ちょうど北朝鮮が「南進」(韓国への軍事侵攻)のために掘ったトンネルが見つかったとかで、
南北が(朝鮮)が緊張している時期で、
(韓国の)街は米兵でいっぱいでさ、38度(南北軍事境界)線まで行って、
あれは勉強になったなぁ。
もっとも夜になれば、韓国のネエちゃんを部屋に上げてドンチャン騒ぎだ。
俺が飲み代を払ったから、議員の連中も大喜びだったよ。―引用終わり
後藤氏も自民党県連の議員たちと一緒に韓国に行って、
おネエちゃんたちとドンチャン騒ぎしてきたらしい。
これだから日本人は韓国人から軽蔑され続ける。
本来、国家の最良の人間であるべきはずの議員連中が、
韓国に行っては女性を部屋に連れ込んでいるのだから。
これでは視察が目的ではなく、
女性目当てと言われても仕方がない。
後藤氏ひとり見ても、
政治家と暴力団の関係がいかに深いものかが見えてくると思う。
次に元山口組内盛力会会長盛力健児が出版した「鎮魂」が出た。
以下、「鎮魂 さらば、愛しの山口組」 盛力健児元山口組盛力会会長著 宝島社より引用ー
「プロ空手」の興業を打ったんもこの時分の話ですわ。
昼間、テレビ見とったら「ザ・空手!」いうのをやってて、
「これや」思たんよ。
それですぐに大塚(剛)さんに連絡取って、会って、
途中から俺が興行権を握った。
―途中省略―
プロ空手では、石井さんに本当にお世話になってね。
「ハマコー」(浜田幸一・元自民党代議士・平成24年に死去)さんを、
(全日本プロ空手)協会のコミッショナーに据えてくれたのも石井さんやったんです。
親父と石井さんと一緒に当時、(東京)赤坂にあったハマコーさんの事務所に挨拶しに行ったんですわ。
―※引用者注:石井さん(石井隆匡稲川会二代目会長)、親父(山本健一元三代目山口組若頭)―
ところが石井さん、(浜田の事務所の)応接間のソファーであぐらかいたまま、
「先生、(プロ空手協会の)コミッショナーになってやってくださいよ、
頭(山健)もこうやって来てくれてることですし」って、
頭一つ下げずに”お願い”するんだもの(笑)
すごい人やなと思いました。
―引用終わりー
これもやくざと政治家の話しだが、
山口組と稲川会と自民党が協力して、
やくざの資金源を生み出していたという話になる。
ハマコーはご存知の通り、
稲川会三日月一家のやくざ出身であるし、
石井会長の舎弟か子分だったろうから、
頭など下げるわけはないだろうが。
後藤氏も、後藤組の副組長を富士宮市議にしたとき、
よーし、じゃあ次はこの男を県議にして、
いずれは国政に、と思ったそうだ、
「ハマコーのようにな」と言っている。
盛力健児氏の場合、
北海道の元気な先生(国会議員)とも、
大坂の朝鮮料亭でちょくちょく会っていたと書いている。
おそらく鈴木宗雄だろう。
鈴木宗雄氏の政経パーティーが私の勤めていたホテルでよく開催されていたが、
右翼が大勢来ていた。街宣車も。
暴力団と政治家の朝鮮人脈の深さはただ事ではない。
(山口組、稲川会、右翼団等、その名だたる幹部に在日韓国・朝鮮人が名を連ねている)
また、元総理大臣の大平正芳とツーショットの写真も「鎮魂」には載っている。
後藤氏も2003年に「イノキボンバイエ」のケツ持ちで入ったと書いているが、
後藤元組長の芸能人との関係はあまりにも有名だからここでは必要ない。
次に元山口組太田興業組長 太田守正氏の「山口組 百年の孤独」が出た。
以下「血別」元山口組太田興業組長 太田守正著 サイゾーより引用
宅見さん射殺事件が起きた平成9年(1997年)の12月、
山健組三代目組長の桑田さんは六本木の路上で警視庁の検問を受けた。
後続車両の組員が拳銃所持で逮捕されたことで、
桑田さんも共謀共同正犯の容疑で逮捕されたのだ。
わしはすぐに桑田さんの弁護団を編成するために上京した。
森先生(福田赳夫の大坂地区責任者)と三宅会長(懇意にしている経済人)が一緒だった。
ロッキード事件などを手がけた元検事総長の吉永祐介弁護士に相談したところ、
弁護士になって初めての事件がヤクザがらみでは、さすがに具合が悪いということになった。
そこでこれも元検事で、当時は参議院議員に転じていた佐藤道夫(当時二院クラブ所属)に話を聞いてもらった。
―引用終わりー
国民からすれば、
「いったい、どんだけヤクザを助けるために政治家が協力しとんねん!」という話だ。
真に善良な国民の税金から給与を得ている国会議員が、
ヤクザを助けるために活動していて許されるものだろうか。
福田赳夫元総理大臣の息子、福田康夫元総理大臣が言った「暴力団も有権者だ」とは、
こうした父と暴力団の関係から生まれた言葉ではないか。
この通り、やくざと政治家は助け合っているし、
芸能界もスポーツ界も、
相変わらずヤクザが幅を利かしている。
ちなみに福田赳夫元総理大臣は、
安倍晋三の父親である安倍晋太郎の政治的親分であり、
晋太郎は福田の後継者だった。
私は福田赳夫と安倍晋太郎に会ったことがある。
自民党福田派清和会の研修会が真夏の北海道、
大沼で開かれ、
20台の前半だった私はVIPサービス要員として、
応援で4日間大沼で福田や安倍の食事などの世話をした。
若き日の小泉純一郎元首相や森喜朗首相もいたと思うが、
福田と安倍にばかり目がいって憶えていない。
最終日の懇親会で扇千景が司会をやっていたのを憶えている。
福田赳夫のお気に入りで、芸能界から政界に転身したそうだ。
それは別として、
この二人、相当変わっていると感じた。
なぜなら、ふたりともほとんど口を聞かない。
研修会の最前列に二人だけで座り、
こちら側を向いているのだが、
安倍がでかい図体できょとんとした顔で佇み、
隣の福田も一日中ボーッとしているだけ。
フリーメイソンらが言う「沈黙は金」ということか。
また信じられないことだったが、
福田氏は食べ物を食べない。
口の中でくちゃくちゃと噛んでは吐き出す、
「食べ物のエキスだけを吸い取る」のだという。
「それであんなに痩せてるんだ・・」と思ったものだ。
20台の後半、初めてユダヤ教神秘主義を知り、
その世界を探究してゆくうちに、
神は、たとえばオシリスなどだが、
食べ物を食べずにそのエキスだけを吸い取ることを知った。
今は亡き福田氏も、おそらくはそうした意味を持って、
ユダヤ教カバラ神秘主義、そしてグノーシス主義者のように、
さらには「人間が神になる」という目標を持ったフリーメイソンのようになるため、
エキスだけを吸い取っていたのではないだろうか。
肉体を持った人間社会の中にありながら、
肉体を省みない神のような人間、
古代であればヘラクレス、
そして現在の日本でそうした存在を探すとすれば、
「ヤクザ」ぐらいしかいない。
おのれの肉体を省みずに殺し合い、法さえ無視する存在。
アダムは善悪の知識の実を食べたため、
善悪(法)を知ってしまう。
聖書はそれを堕落として厳しく糾弾している。
聖書は、人間が現世において苦労して生きているのは、
このアダムの堕落が原因であるとまで言っている。
逆に言えば、善悪など気にしない、
ヤクザのような人間こそ、
エデンに住んでいた神のような人間。
神人アダムカドモン、
堕落前のアダム
神と共にいたアダムということになる。
それは
哲学が求める究極の神的人間でもある。
アレクサンドロス3世のように。
実際、テキヤ系暴力団の組長は「神農」と呼ばれ、
神とされている。
ほとんどの人にはそれがどのような意味を持つか理解できない世界だろう。
例えば、2年ほど前だったと思うが、
山口組が分裂したとき、
テレビ局の取材に答えた現役の山口組系組長が、
「親分言うたら、神ですよ」と明言していた。
(山口組はテキヤ系ではなく博徒系だが)
私は、まだ10代の頃、
地元の右翼団体の事務所を訪れたことがある。
その時、事務所の1階に、
ひな人形の7段飾りくらいの大きな祭壇が置かれていて、
その最上段に神としてまつられていたのは天皇陛下ではなく、
当時、北海道で有名なヤクザの大親分萩原敬士組長の写真だった。
このようにヤクザの組長は、
本当の意味で神として扱われている。
そして、その「神農」のルーツについて述べるとすれば、
古代イタリアにおける農耕神、
「サトゥルヌス」を於いて他にない。
サトゥルヌス、わが子を喰らい糧とし、
サターンと呼ばれた冥府の神
サトゥルヌスはギリシャではクロノスと呼ばれ、
ゼウスの前に地中海世界に君臨する神だった。
クロノス、ギリシャ人にはそう呼ばれ、
当時、ギリシャと地中海の海上貿易を巡る覇権を争っていたフェニキア人は、
「イスラエル」と呼んだ。
イスラエルとは古代ユダヤの大族長ヤコブのことで、
現代名ではジェームスとなる。
映画007「ジェームス・ボンド」の由来となっている。
映画界はユダヤ人の牙城である。
ジェームスはユダヤ人男性では、
ダビデ=デービットやと並んで最も重要な名前。
その名を授ける者は「ゴット・ファーザー」と呼ばれている。
彼らの聖書のように連綿と受け継がれてきた。
クロノス=イスラエルは、
やがてギリシャ(ゼウス)、アッシリア、バビロニア、ローマらによって国を滅ぼされ、
地獄に落ちてしまう。
しかし彼らは冥府にて復讐と復活を誓い、人類史上最強の魔道書を書き記した。
農耕神クロノスは2000年の時を超えてついに復活し、
1947年にパレスチナの地にイスラエルとして復活を遂げた。
―※以下、ミルチア・エリアーデ「世界宗教史4」 柴田史子訳 ちくま学芸文庫より引用ー
終末的なシナリオには、以下のようなモチーフー
諸国の全滅、イスラエルの民の開放、
捕囚の民のエルサレムへの帰還、
国土の天国への変容、神の至上権もしくはメシアによる統治の確立、
諸国民の改修ーのすべてか、その一部が含まれる。
ミルチア・エリアーデは、20世紀における唯一無二の宗教学者、
その生涯を古代から現在までの宗教現象解明に捧げた人物だ。
聖書が呪いの書であるということを、
聖書を読まない日本人に理解できない。
旧約聖書を読んだことがある人は、
ヤハウエの非情なる命令に驚いた人もいるはずだ。
(先入観がある信者は理解できないかもしれないが)
この神の非情さを理解することができなければ、
フリーメイソンになることはできないであろう。
一般信者には明かされないその秘教の教えの核心は、
いつの時代においても、
神の民、または神の子として、さらには自身が神として、
地上で増殖し続ける人間たちを大地へと帰し、
この世界にアダムとイブが最初に暮らした楽園を呼び戻すことにある。
政治はそのために存在する。
いかに国民を上手に戦争へと向かわせるかが、
プラトン以来の最大のテーマとされてきた。
政治家がヤクザを必要とするのは、
彼らの思考が共に哲学であり、
またユダヤ神秘主義カバラの世界感から生まれてきたものだからだ。
よって、ヤクザは道を極める者、
「極道」なのであって、
哲学同様、おのれの命より名を求める道なのだ。
男としての名を、ヘラクレスのように。
その極道が胸につける「代紋」、
それは神秘主義における「ダイモーン」、
あるいはデーモンと呼ばれる存在であるだろう。
ダイモーンは時に鬼神とも呼ばれ、
その姿はまさにヤクザそのもの。
しかし、ヤクザにはまた違った使命がある。
その使命については、
最近出版された、
元山口組 中野会会長の中野太郎氏の「悲憤」に描いてある。
この本が出版されたことにより、
長年その世界では謎とされてきた、
五代目山口組若頭 宅見勝射殺事件の真相と、
それと並行して、
六代目山口組誕生にまつわる謎が解明されたと言える。
すなわち、宅見若頭殺しを中野会長に命じたのは、
五代目山口組組長の渡辺芳則氏だったということ。
そのために渡辺五代目は降ろされたということが。
けれども、私にはその真実より、
本書における以下の記述の方が興味深い
以下、中野太郎「悲憤」 宮崎学著 講談社より引用
五代目も三代目の全国進出路線をさらに大きく拡大した
そして、私は山口組内に「戦闘部隊」を作るのが夢であった。
本来のやくざらしい、
ケンカの強い、
荒事を担うことができる少数精鋭部隊である。
六代目をとった弘道会には、
「十仁会」なる秘密組織がある。
こちらは戦闘のみではなく、
対警察も含めた諜報活動も行うというもっぱらの噂だが、
私の構想が、
少しは実を結んだのかもしれない。
ー引用終わりー
弘道会に十仁会があるということは有名だから、
私はそのことを言いたいのではない。
十仁会に限らず、
なぜそれほどまでに中野会長は「荒事」を行う組織を欲したのか、
それは、それこそが、
暴力団が必要とされる、
唯一、最大の理由だから。
戦後日本の影のフィクサーと呼ばれた児玉誉士夫は、
日本の極道会の統一に執念を燃やしていた。
その児玉は、笹川良一と共にCIAのファイルに記録されている。
自らが総理大臣になるのではなく、
政治を裏から操ろうとしていた児玉が極道統一に執念を燃やしたのには訳がある。
かりに、もしトランプの言うことを聞かず、
カジノ法案に反対する総理大臣が実在した場合、
アメリカ政府はどのように対応するだろうか。
その総理大臣をアメリカに呼び出すことができれば、
航空機がコンピューターのクリックひとつで自在に動かせる時代だから、
総理大臣を乗せた専用機がビルに激突するなどの対応も可能だろうが、
日本国内で新幹線を使って移動を続ければそれは叶わない。
そこで必要となるのが「荒事」のできる人々、
つまりアメリカ合衆国では「ケネディ暗殺事件」に代表され、
日本国内では、たとえば公には、
オウム真理教の村井刺殺事件がある。
これは山口組系羽根組の仕事だった。
法律や警察を恐れずに暴力を行使する組員を田岡組長は高く評価していた。
羽根組組員で村井氏を視刺殺したのが、
徐裕行という在日の右翼団体(神秀士衛館)構成員とされる羽根組系組員。
日本の国土や天皇陛下を外国勢力から守れ!
と街宣活動をしている日本の右翼団体が、
その代表の多くが暴力団組長や在日の人々であるという説明のつかない事実は、
政治の荒廃と深く関わっている。
オウム村井刺殺事件は表だって行われた荒事だが、
裏で行われる荒事もある。
重要なことは、
村井が口を封じられたという事実もあるが、
組織が村井殺害という脅しによって、
浅原等の口を封じたのだということに尽きる。
村井のようになりたくなければ黙っていろということだ。
ここまで書いてしまったこの私も、
以前はパソコンへの警告や、
敷地内への不審物の投げ込みや、
子どもへの嫌がらせなど、
はてには順調に伸びていた旧ブログサイトの閉鎖等々
様々な妨害を受けてきたのだが、
私自身への攻撃であるならば、
私はいくらでも受け止める。
ただ、それ以外の卑怯な真似はするな、と言っておく。
ここ数年、
ブログから離れ、
この世界の真実を書いてこなかったため、
ある意味平穏な日々を過ごすことができた。
けれどもそれは、
戦争に突き進む時の政権の歯止めとなりたいという、
私の心とは裏腹な日々でもあった。
今回はたまたま元組長たちが書き残した記録が多いということで、
山口組関係者の証言を引用させてもらったが、
政治家と暴力団の癒着は、
なにも山口組に限ったことではない。
東京に首都がある以上、
当然、関東の暴力団と政治家との関係、
政権との関係も濃密なものがあった。
国粋会、東声会、
そして特に稲川会と自民党の関係などが有名だ。
私は稲川聖城会長に会ったことがある。
稲川会の組員が十数名で、
私が働く北海道のゴルフ場にやってきた時にサービスを担当した。
朝のスタート前、
ゴルフ場レストランの一番奥を仕切って貸切席を作った。
全員が揃い注文を取ったところ、
稲川会長は「ミルク」と言った。
それで全員が「ミルク」を注文したという見事な縦社会だ。
山口組三代目田岡組長と共に数々の伝説を残した大物だけに、
それこそ神様扱いだっただろう。
この時、○暴だと思うが、刑事さんがふたり玄関傍の椅子に待機していた。
そして、いつも団体名を出している看板には「稲川会」ではなく、
「スポーツ報知ご一行様」という看板が出されていた。
今や暴力団員はゴルフを予約することさえできず、
身分や名前を偽って予約すれば逮捕される時代になったが、
当時はヤクザでもゴルフは自由にできた。
暴力団新法によって、
確かにヤクザは追い詰められている。
今も九州の工藤会が追い詰められている。
確かに凶暴な団体であるから当然かもしれないが、
北海道でも昔似たようなことがあった。
地元で大きな勢力を奮っていた、
全日本源清田連合会、全丁子屋蜂谷連合会らが覚せい剤などで集中取り締まりを受けた結果、
北海道における上記二団体は崩壊し、
雪崩を打って山口組など本州の大組織に吸収されてしまった。
その他にも強い勢力を誇っていた誠友会や寄居関保会が山口組に移籍した。
つまり地元組織の崩壊によって、
山口組の覇権が確立していった。
今や北海道のやくざの90%が山口組と言われている。
私が十代の頃、
北海道はテキヤ王国で、
山口組も稲川会もまったく存在せず
ススキノも今と違い、
ヤクザの店や呼び込みや風俗店なども少なく、
今よりはるかに活気はあったが、安全な場所でもあった。
若い女性が深夜一人で飲み歩いていても危険はほとんどなかった。
それが今では大人の男性が歩くことさえ危険な場所となっている。
私の知り合いも呼び込みに殴られている。
「断り方が悪い!」と言って。
なぜなら、彼らは昔と違い本物のヤクザだからだ。
それも本州に本部を置くバリバリの武闘派組織の組員である。
つい最近、大阪で反グレが経営しているぼったくりバーが摘発された。
これも元山口組組長の竹中武氏(四代目竹中正久氏の実弟)の半生が書かれた本、
「ごじゃの一分」に書かれているのだが、
竹中武氏は東京で不動産関係の仕事をする際には、
関東連合のH氏を使っていたと書かれている。
竹中氏は小学生や中学生時代すでに賭場や売春によって竹中組の資金を稼いでいた、
そのた不動産などの知識がなく、人に頼るしかなかったようだ。
H氏は大卒なので、そうした知識があったというということだろう。
つい先日にも関東連合元メンバーの松嶋重氏がまたしても逮捕されたが、
住吉会高幸平一家酒井組組員と報道されている。
この幸平一家の加藤英幸総長は、
先ほど名前を挙げた竹中武組長と親しくしていたと「ごじゃの一分」には書かれている。
例の、インターネットテレビで様々な国家論や裏情報の暴露を展開している、
朝堂院大覚氏が、竹中武の「無私の精神」をいたく気に入り、
住吉会の総裁に担ぎ上げようと動いていたと書かれている。
また竹中武氏も、政治家と密接な繋がりがあったようだ。
―※以下「ごじゃ」の一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ 牧村康正著 講談社
ところで倉田によれば、
(※引用者注:倉田氏=竹中武の経済的バックボーン的人物)
この時期の武は国家機密に関わるような役割を果たしていたのだという。
北朝鮮拉致被害者の帰国に尽力していたというのである。
その証言内容は、以下のようなものである。
「ある岡山県議会議員に拉致被害者の話を聞かされて、
武のおっさんが動き出したんや。
『人助けせなあかん』いうことよ」
それで、おっさんは堀政(堀田政司・山口組系小西一家内初代堀政連合会会長)のパイプを使うて、
朝鮮総連のホ・ジョンマン(許宗萬)に何度も会うとんねん。
日本の政治家で会うたんは、
YKKの山崎拓(自民党幹事長、当時)と加藤紘一(元官房長官)やね。
赤坂の自転車会館にも頻繁に行っとるんや」
ホ・ジョンマンは当時、朝鮮総連のナンバーツー(後に朝鮮総連議長)だったが、
実質的に最高指導者だったと言っていい。
また、倉田の発言にある「自転車会館」(日本自転車会館、東京都港区赤坂)には、
加藤紘一が所属する宏池会の事務所が置かれていた。
「おっさんは『北朝鮮から入ってくる覚醒剤と、スーパーノートというニセ札を止めないかん』と言うとった。
『覚醒剤は国を滅ぼす』言うてたし、『ヤクザのシノギの50%は覚醒剤やから、止めたら山口組も困るやろ』」言うて嬉しがっとった。
とにかく、おっさんは長いこと一生懸命に動き回って、
ホ・ジョンマンに話をつけた。
『横田めぐみは生きとる』言うとったしな。
それで小泉(純一郎・首相、当時)が北朝鮮に行くことになるんやけど、
拉致被害者を帰させたら200億円の経済援助をするということが条件やったらしい
―引用終わりー
竹中武氏は、実兄である竹中正久四代目組長射殺事件の返しが十分でないという不満から、
五代目の盃を受けずに山口組を離脱し、かなり時間も経っていたのだった―
(しかし、講談社もヤクザ好きだな、まあ哲学的思想を広めるのが仕事という感じだからな)
実際、小泉純一郎は国民からすればまったく突然、
北朝鮮に飛んで行った。
それにも理由があったのだが・・
そして政府は一年前から北朝鮮と交渉を続けていたことを後に明らかにする。
ただし、倉田氏が言うように、北朝鮮への援助は200億円では済まなかった。
およそ1兆2000億円もの血税が、
小泉純一郎によって北朝鮮へと渡されたのだった。
同時に韓国にも。
それは、小泉純一郎自身もまた、
朝鮮半島と深い関係を持っていたことによるものと伝えられている。
また安倍晋三も同様だ。
安倍政権が進める外国人労働者を増加させる政策によって、
イスラム国をはじめとするテロリスト、
あるいは怒羅権のような不良外国人集団が増加してしまう懸念が持たれている。
北海道では中国人や黒人、イスラム教徒の不良外国人集団を見かけたことはないが、
ロシア人の集団が小樽市でタイヤなどを窃盗したり、
日本を盗まれた車を小樽港から出荷していた。
ロシアからは蟹の他、薬なども持ち込まれていたという。
この時、車は胴体の真ん中で切断し、
スクラップ扱いにして運びだし、
ロシアについてから繋ぎ直すという話を聞いたことがある。
また蟹については、
ホテル時代の支配人がカムチャッカ視察から帰ってきたときに言っていた。
日本では一杯、1万円以上するタラバ蟹が、
当時ロシアでは150円で売られていたという。
そしてオウムは薬のためにロシア進出を図っていたのだろうか。
オウムは後藤組と協力関係にあったと伝えられてきたが、
元山口系組長 櫻井健治氏の著書「王国の崩壊ー山口組分裂の深層」によると、
オウムの覚せい剤に深くかかわっていたのは後藤組長ではなく、宅見組長だったという。
(櫻井健治はペンネームのようです)
安倍政権はこの危険なロシアからの来訪者に対し、
ビザなしで来日できるよう勧めている。
北海道はやはりロシアに狙われていると考えるべきだろう。
今後ロシア人がさらに増えてゆくということだ。
私は小樽で機械販売の展示会をスーパーの敷地で開催したとき、
ロシア人が機会の真ん前に自転車を置いて店内に入ってしまたっため、
機会の横に自転車をよけたのだが、
戻ってきたロシア人に切れられた。
「邪魔だったのか!」
顔を真っ赤にして何度も怒鳴りつけてくるから、
「店の前で邪魔だったからよけさせてもらった」と答えた。
しばらく怒っていたが、
憤然としたまた帰って行った。
ロシア人は切れやすいという話も聞くが、
それは、不正な目的を持ってやって来るロシア人が
日本のヤクザのような人たちだからではないかと、私はみている。
そんな人たちの来日を、
なぜ安倍晋三とその仲間たちは増やそうというのだろうか。
私には彼らに協力しているとしか見えない。
ロシアから、カラニシコフをはじめとする銃器の密輸も増えて、
治安が悪化することは否めない。
最近出版された「ヤクザと魚」ではないが、
私たちの身近にヤクザの経済活動が関わっている。
私も20台の頃、中学校の後輩でヤクザをやっていた人間が、
有名デパートの食品売り場で魚を売っていたので驚いた。
お世話になっていた食品売り場の責任者である課長と一緒に歩いていたので、
後輩はもっと驚いて、飛び上がっていた、ハハハ・・。
また、私の知人の同級生が地元の暴力団にいて、
別の有名デパートに7蟹を売っていると言っていた。
どちらも全国的に名の知れたデパートだ。
ヤクザと魚は今に始まったことではないのだ。
そしてヤクザと政治も今に始まったことではない。