(前回のあらすじ)

 

実は今から約20年前の
1999年9月30日

茨城県東海村にある
核燃料加工施設で
3人の作業員が
大量の電離放射線を
浴びる事故が

起きたことがある。

 



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(今回はここから)
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3人の作業員のうち
一番多く放射線を浴びた
当時35歳の作業員は

およそ16~20シーベルトの
放射線を浴びたと
推定されている。

 

 




ちなみに
胃のX線撮影を行った時の
1回分の放射線量は
0.5–4 ミリシーベルトなので

その職員が
一度に浴びた放射線は
胃のx線検査の
約5000倍に相当する。

 

 




放射線を浴びた直後は

何も外傷がないので

 

特に問題がなかったように

感じたかもしれない。

 

 



でも既に体中の細胞の
遺伝子染色体の多くが

同時に破壊されてしまった為

新たな細胞を作る事が
出来なくなり





賢明な治療の甲斐なく
事故から83日後に
多臓器不全で
亡くなってしまった。






もう一人の39歳の作業員は
6~10シーベルト


つまり胃のX線撮影
約2500回分の放射線を
一度に浴びてしまい

この作業員も
事故から211日後に
多臓器不全で
亡くなってしまった。





もう一人の54歳の作業員は
1~4.5シーベルト
つまり胃のX線撮影
約1100回分の放射線を
一度に浴びてしまい

一度は白血球数が
ゼロになったものの

 


その後回復して
退院する事が出来ている。






我々の複雑な生命体は
「遺伝子」によって

“複製された細胞”で

組み上げられた構造で

 

常に新しい細胞を

複製し続けて

新陳代謝を行いながら

機能しているので

 

 




この遺伝子を
傷つけない環境を
いかに構築するかが

この物質世界創造の
大きな課題でもあった。






特にこの“x線”などの
電離放射線の対策は


遺伝子保全に不可欠な
最重要な課題なので






この“地球”という
プレイエリアを創造する上で
様々な工夫が

されているのだよ。

その工夫についても
またいずれ話していこう。

 

 

 

 

 

(続く)

 

 

 

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