(前回のあらすじ)

“この世界”にログインしている
全てのプレイヤーは

「この世界にログインしてやりたい」
と思えるシナリオを
ある程度描いて来ている。

 



でも“この世界”にログイン中は

描いたシナリオを思い出せず

 

時々ヒントが送られて来て

そのヒントを頼りに

 

描いたシナリオの具現化に

近づけるらしい・・・

 



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(今回はここから)
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次の日の放課後
とにかく昨日の続きが聞きたくて


興奮を抑えながら

例のカフェに向かった。

 

 




恐る恐る店内を覗くと
そこにはエイブラハムの姿は
見当たらなかった。


「もしかしたら遅れて来るのかも」


そう思って

1時間以上待ったが


結局エイブラハムは

現れなかった。

 

 




「どうしちゃったんだろう?
もう二度と現れないのかなぁ?」



そう思っているうちに

昨日話した最後の言葉を

思い出した。




「君が“ふと”気が向いた時に
ここに来ると良い。


気が向かないのに

ここに来ても
ワシには会えないからな。」





そう言えば
今日は“ふと”

気が向いたというよりは


とにかく続きが聞きたいから
焦る気持ちで

ここに来たもんな。

 


そういう時に来ても
会えないって事か。



そんな事を考えながら
仕方なくその日は諦めて
家に帰った。







それから数日間


通学の時間や

シャワーを浴びている時など


ちょっとした時に
エイブラハムと

カフェで直接会った時の話を
色々と思い出していた。





そう言えば

エイブラハムが言っていた


「シナリオの次の展開のヒント」は


どうやって送られて

来るんだろう?




そのヒントを

うまくキャッチ出来れば


“自分のシナリオを自分で描く

2つ目の遊び方”が


出来るという事じゃないかな。





そうだ明日
あのカフェに行ってみよう。




そう思い立って


次の日の放課後に
久しぶりにあのカフェに
行ってみる事にした。





(続く)