水原一平とイネーブラー気質 vol.4 | 例年60%越え。高成婚率の秘訣は?!恵比寿の結婚相談所 夫婦セラピストが語る

例年60%越え。高成婚率の秘訣は?!恵比寿の結婚相談所 夫婦セラピストが語る

東京・恵比寿で結婚相談所を開き婚活セラピーを行っている湯田佐恵子&博和です。驚異の成婚率の理由は、自分の中に結婚できる状態を作っていくこと。一度体験にいらしてみてくださいね!

水原一平容疑者は、単なる人の善い性格でも、人に忠実な性格でもない。

天性の「人たらし」で、社交的で、人を魅了する性格であろうことは疑いがない。

前述したように多くのジャーナリストや関係者の証言がある。

 

その論拠を私なりに説明する。

彼の中の「イネーブラー」気質に注目したい。

 

*enabler :直訳は可能にする(人・こと)。転じて助ける人、救済者、後援者

 

 

「人たらし」には2つの意味がある。

1つは、有能さとフレンドリーシップで多くの人から好かれる人物。

 

水原一平を知る人々は、彼が「人から好かれる好人物だ」と口を揃える。

 

「すぐに人と仲良くなれて、人のハートを掴み、人から人への輪を広げるのが得意な人。」

 

「相手が必要とすることを瞬時に見抜き、相手の気もちを考えて行動できる。」

(岡島秀樹の証言)

 

「一平は持ち前の気遣いと、器用さで、なんでもこなしてしまう。」

(米スポーツ専門誌の記者の証言)

 

 

「言葉にできない関係性が、(大谷と水原一平)2人の間で築かれてきたことがよくわかる。」

そう評価する記者が多い。

 

2024年3月20日。

「水原一平 ドジャースを電撃解雇」

あの忌まわしいニュースの一報が報道される直前までは。

 

 

「人たらし」のもう一つの意味は、(人をよい気分にさせて)人を騙す人物だ。

イネーブラー気質こそ、「人たらし」が最も得意とする武器なのだ。

 

心理学でいうイネーブラーとは、相手に依存させて、その相手に依存する人達のこと。

その関係性自体に依存するわけだ。

 

水原一平=性善説が、海千山千の記者達の目を曇らせたのか。

その人物の裏に見え隠れしたはずの性悪説=イネーブラー気質を誰も見抜けなかった。

 

エニアグラムの教えでは、タイプ2は「ヘルパー(助ける人)」の愛称を持つ。

(この項つづく)

 

 

えにあひろ(リアルラブ)

 

 

 

追伸

日本の歴史上、最も有名な「人たらし」は豊臣秀吉と、昭和の今太閤・田中角栄だろう。

秀吉はタイプ3-2なのか、タイプ2-3なのか自信がない。

いつの日か真剣に考察してみようと思う。

 

角栄はタイプ8で揺るぎない。

つまり「人たらし」にも2通りあるということ。

ただし動機が異なる。

 

動機が異なれば、得意とするスキルも異なるだろう。

今回はタイプ2的「人たらし」を、イネーブラー的観点から考察して観たことになる。

 

因みに2023年のNHK大河「どうする家康」で秀吉を演じたのはムロツヨシさん。

彼は私の分析ではタイプ2-3だと思われる。

本物の秀吉がどうだったのか。

参考にはなると思うが。

本能の問題もある。

 

タイプ2のストレスの方向(分裂の方向)がタイプ8。

タイプ8の統合の方向がタイプ2。

その辺からも異なったアプローチの仕方があるかと。

角栄的人たらしと、秀吉的人たらしと。

(秀吉タイプ2説と決まったわけではない)