前回の「水原一平容疑者はどんな性格なのか?」に続き、
基本タイプの外面的なこと、外回りは大体把握できました。
まとめますね。
水原一平さんは、
エニアグラムタイプ2-3(3寄りの2)←後述
本能がsp/sx型(快不快、自己都合優先で社会性が盲点)
・外向型(エネルギー的に言動がストレート)
・ハートセンター(人からどう思われたいかの自己イメージが優先で、気持ちの交流を大切にする)
・融和型(集団の中での和を最優先)
・楽観・楽天型(最後は何とかなる)
・ハートブレイク型(愛と憎悪の両儀的な関係に陥りやすい)
では具体的に、内面的な気質で、彼は一体どんな性格なのか?
彼が単に「善い人」でなく、もっと主体的、能動的に「人たらし」だったという点で、プロの記者達、ジャーナリスト、関係者の証言は皆一致している。
タイプ2のsp(自己保存型)の特徴の、良く知られている簡潔な描写はこうだ。
今から思うと恐ろしいことが書いてある。
・大切な他者への並外れた献身や、自己犠牲への承認のしるしを求める。見返りがないと、見捨てられた気がして傷つき、怒りを感じる
・自分を特別扱いしたり、甘やかすのが好き。頑張ったご褒美に、豪華な食事、買い物、特別休暇など贅沢に耽りたい
・しばしばお金遣いが荒い。必要以上に遣うが、いつでもそれを正当化できる
・自分を財政的、情緒的に支えてくれるパートナーや、パトロンを探す
・自分が幼稚な部分を持ち、助けを必要としていると知っているが、(逆に)援助的で強い振りをして隠したがる
・大切な誰かがその才能を開花させるのをサポートする自分に満足を覚え、自分が重要人物だと感じたい。
それは自分が人生で失敗するリスクを減らすことにもつながるからだ
・誰かにしてあげた全てのことのために、自分は特別扱いされる権利があると感じる
(米国のエニアグラム研究者レニー・バロンとE・ウェイゲルによる観察に基づく)
もちろんこの性格タイプの方全員が犯罪を犯すわけではないので(当たり前だ!)、問題は健全か不健全かだ!
何かへの依存体質や依存の因子みたいなものは、
エニアグラムの9つのタイプ全てにあるに違いないが(出方が、表現が違うだけで)、
賭け事のような強烈な誘惑に負けやすいタイプ、
善人を演じやすいタイプ、
ストレスに弱いタイプがある、というのは言えるかも。
彼には、(ギャンブル依存の)そういう不健全さの因子があったと考えたい。
水原一平被告は、6歳で移住した子供時代のトラウマ体験や、思春期での被差別など、何らかの不健全なところがあった可能性も。
今後、公判の中で、あるいは自叙伝の中などで徐々に明らかになっていくと期待したい。
また、その時は、この性格診断自体が訂正を必要とする事態が予想されるので、その際はご容赦を。
付記:
水原一平さんの予測されるMBTI(16パーソナリティーズ)は、
ESFJ(領事)か、ENFJ(主人公)かです。
( )内は16パーソナリティーズでの愛称。
ESFJが等身大の自己像(エニアグラムタイプ2に相当)、ENFJは成りたい自己像(タイプ3寄り)と言えるのかも。
えにあひろ(リアルラブ)