DANCE FOR THE WORLD / LIONEL RICHIE | JUKEBOX から きこえてきたアメリカ

JUKEBOX から きこえてきたアメリカ

テキサス・マンハッタン・ハリウッドと
アメリカ滞在時の90年代を中心に 当時の思い出の曲やジュークボックスでかけた曲
そして、80年代 70年代など懐かしい洋楽をご紹介できればと思います。

 

 

 

DANCE FOR THE WORLD / LIONEL RICHIE

 

 

 

 

 

 

2004年にリリースされた 通算7枚目のアルバム "JUST FOR YOU" に収録された

NATIVE AMERICAN の CHANT が心地よく響く "DANCE FOR THE WORLD" です。

LIONEL RICHIE のいぶし銀の深く力強いメッセージソングをご紹介します。

 

ソロになってから5作を組んできた JAMES ANTHONY CARMICHAEL と離れてから

多彩なプロデューサー陣が、起用されるようになった LIONEL RICHIE のアルバムは

急激にアメリカ アメリカ旗 でのセールスが落ちましたが、ヨーロッパでは安定していました。

6枚目の "RENAISSANCE" からは、ヨーロッパのマーケットを意識したアルバムを

リリースするようになり、それまでになかったイギリスのプロデューサーの起用など

このアルバム "JUST FOR YOU" もヨーロッパでは売れても、ほぼアメリカでは売れ

なかったアルバムの1枚です。

 

このアルバムで話題になったのは LENNY KRAVITZ が2曲をプロデュースしたこと

だったかなって思います。

 

7 AURELIUS というプロデューサーのことは全く知らなかったのですが、彼が共作

して、プロデュースした5曲はどれもいいなって思います。

その中の1曲が、この "DANCE FOR THE WORLD" で、圧倒的なメッセージソング

としてのカッコよさとセンスを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

■JUST FOR YOU

■LONG LONG WAY TO GO

■I STILL BELIEVE

 

 

 

 

このアルバムからは3枚のシングルがリリースされ、全米47位 アメリカ旗 のヒットになり

全英5位 イギリス を記録しました。

 

ちなみに

大人のバラッド "LONG LONG WAY TO GO" は DEAF LEPPARD がシングルヒット

させたものです。

この頃は活動拠点までもヨーロッパに移していたのかなって勝手に思っていますが

確かにコマーシャル的な曲が少なくなったために、シングルヒットが全く出なくなり

ライオネル・リッチーの超黄金時代は、3枚目の "DANCING ON THE CEILING" で

終わったのかなって思います。

 

ただ10枚目のアルバム "TUSKEGEE" は、カントリーのマーケットに切り替えられ

カントリー界の凄い面子が集まって、ライオネル・リッチーの曲をデュエットすると

いう企画が素晴らしかったので、いい復活劇だったなって思います。

"TUSKEGEE" は大好きですが、それも2012年のリリースなので、ほぼ10年間

次のアルバムがリリースされていないのが残念です。

そろそろ出してくれないかなぁ~

 

 

 

 

 

 

MY DREAM IS STILL ALIVE

ROUGH BOY