I APOLOGIZE / LIONEL RICHIE
2006年にリリースされた 8枚目のアルバム "COMING HOME" に収録された
LIONEL RICHIE 愛を感じられ "I APOLOGIZE" です。
"FUGEES" の WYCLEF JEAN がライオネル・リッチーのために、書いた感じなん
だろうと思いますが、ライオネル・リッチーが共作せずに受け入れ起用しただけ
オマージュを感じられるメッセージソングです。
大人なライオネル・リッチーが唄う歌詞がシビれます。
■I CALL IT LOVE
■WHAT YOU ARE
■WHY
■REASON TO BELIEVE
■ALL AROUND THE WORLD
このアルバムからは5枚のシングルがリリースされ、全米6位 のヒットになり
R&Bチャート3位を記録し、20年振りのベスト10ヒットアルバムになって
見事アメリカ で GOLD DISC を久しぶりに獲得しました。
このアルバムの特徴はアメリカ の若手で成功していたプロデューサーたちなど
多くの旬なプロデューサーたちが、ライオネル・リッチーをアメリカ で本気で
復活させるために "L.A. REID" を中心に集められたんじゃないかなって思います。
アルバム "RENAISSANCE" から明らかにヨーロッパのマーケット向けになったと
言うのか、拠点自体をヨーロッパに移してしまったんじゃないかと僕は思ってい
ますが、完全にアメリカ で失速してしまった人気を取り戻すために、集まった
感があります。
■DALLAS AUSTIN
■JERMAINE DUPRI
■WYCLEF JEAN
■RAPHAEL SEADIQ
■RODNEY JERKINS
■CHUCKII BOOKER
ただ、このような多くのプロデューサーたちと共作するようになっていった傾向は
アメリカ で失敗作になってしまった "TIME" の次のアルバム "RENAISSANCE"
から続いてきたものです。
それまで共作することが少なかったライオネル・リッチーですが、ここまで多くの
プロデューサーたちと共作するようになったのは、ライオネル・リッチー自身が
作曲に苦しくなっていたのかなっとも思いますが、若手のプロデューサーたちにも
チャンスを与えること、そして彼らにとっても、ライオネル・リッチーのために何
とかしたいと思っていたのは間違いないのかなって思います。
"FUGEES" の WYCLEF JEAN が、書きプロデュースした この "I APOLOGIZE" は
アメリカでのオリジナル盤には収録されていません。
僕は日本盤を購入したので、この "I APOLOGIZE" がボーナストラックとして収録
されていました。
この "I APOLOGIZE" が気になる方はクレジットをよく確認してください。
■LIONEL RICHIE のことを少し書いています。お時間あれば
■DANCE FOR THE WORLD / NATIVE AMERICAN CHANT がシビれます。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY