YOU KEEP ME HANGIN' ON / KIM WILDE

１９８６年にリリースされた５枚目のアルバム "ANOTHER STEP" から２枚目の

シングルヒットになった "YOU KEEP ME HANGIN' ON" です。

この曲はもちろん THE SUPREMES のカバーですが、今まで多くアーティストに

カバーされてきましたが、この KIM WILDE のカバーが最も成功したカバーです。

僕は THE SUPREMES が大好きで、アメリカに行く前からＬＰレコードを大切に

していましたが、もちろんオリジナルの "YOU KEEP ME HANGIN' ON" は好き

だったので、この KIM WILDE のカバーは、また別ものになって、センスを感じ

たカバーでした。

いかにもヨーロッパを感じさせる "EUROBEAT" の王道として、ヨーロッパ中で

ヒットしていました。

■SCHOOLGIRL

■YOU KEEP ME HANGIN' ON

■ANOTHER STEP (CLOSER TO YOU)

■SAY YOU REALLY WANT ME

このアルバムからは４枚のシングルがリリースされ、全米４０位のヒットに

なって KIM WILDE にとって、最もアメリカでヒットしたアルバムになりました。

地元イギリスでは "ANOTHER STEP" もベスト１０ヒットになるなどしましたが

何故か全英７３位で終わりました。

ちなみに

"SAY YOU REALLY WANT ME" は BILLY CRYSTAL と GREGORY HINES の

映画 "RUNNING SCARED" のサウンドトラックにも収録され、全米４４位の

ヒットを記録しました。

この "YOU KEEP ME HANGIN' ON" は、全米１位のヒットになり、世界中で

ヒットし、地元イギリスでは全英２位を記録しました。

■US DANCE SINGLES チャート５位

■US ADULT CONTEMPORARY チャート３０位

この "YOU KEEP ME HANGIN' ON" はオリジナルはもちろん多くのメディアの

サウンドトラックに使われています。

マンハッタン時代に THE SUPREMES と MOTOWN 関連のＣＤをとにかく集めて

すごいコレクションになりましたが、どれだけ HOLLAND-DOZIER-HOLLAND

が作曲・プロデュースし大ヒットさせた曲が、この地球上に多いのかが分かります。

あらためて

MOTOWN 時代の地球最強ソングライターチーム HOLLAND-DOZIER-HOLLAND

と THE SUPREMES の超黄金時代の凄さを感じます。

このブログでは、古いオールディーズの曲を全く紹介していないので、これからは

どんどん書こうかなって思います。

MY DREAM IS STILL ALIVE

ROUGH BOY

あの頃のアメリカ