CINDERELLA MAN / THOMAS NEWMAN

２００５年にリリースされた実話の映画 "CINDERELLA MAN" を少し

前に久しぶりに観ました。

実在したボクサー JAMES J. BRADDOCK の決してあきらめない不屈

の人生を描いたヒューマンドラマです。

大好きな俳優 RUSSELL CROWE がまだ若い頃（当時４１歳）の頃の

ようですが、僕は RUSSELL CROWE の父親役が大好きなんです。

父親としての表情が、たまらなくいいです。

２０１４年にリリースされた美しい映画 "THE WATER DIVINER" の

父親役がまた素晴らしくて、カッコいいです。

２つともオススメの映画です。

僕は父親として

失格してしまったし、息子を悲しませてしまって、後悔もありますが

心から大切に想っていること、愛情に溢れていること、どんなに距離

があって離れていても、その気持ちを絶やしたことはありません。

そんな想いを伝えることは照れがあったり、なかなか言葉やテキスト

にも出来ないことがあったりするのかなって思います。

小さな頃は誰もが出来るんだと思いますが、思春期や青年や、まして

２０歳を過ぎて大人になればなるほど、照れも大きくなってしまって

少なくなってしまうのかなって、想像したりします。

僕の場合は

離れて暮らしてきてしまった時間が長いので、一緒にいれなかった分

そこの照れが少ないのかも知れません。

ストレートなのは昔からなので、想っていることは素直に伝えること

今でも MY TARZAN BOY には愛情いっぱいで伝えています。

あとは

アメリカ生活を経験したことで、アメリカ人の家庭で本当によく見る

愛情表現の言葉やスキンシップを見てきたので、その影響も大きいの

は間違いないです。

そんなアメリカを観れる映画は大好きです。

その１つがこの "CINDERELLA MAN" です。

こんな家庭を持てなかった僕には、どうして自分にはそれが出来ずに

こうなってしまったのかと、ホワイサンズを歩き続けて、その足跡を

何年も何度も振り返って、自分の人生を見てきました。

広大なホワイトサンズでキャンプをして、星や月明かりを眺めながら

あんなこともやってしまった、あんなことも言ってしまった・・・

それを１つ１つ思い出しながら懺悔してきました。

そして

ホワイトサンズの朝焼けの美しさが、いつも僕を救ってくれました。

去年の８月のアメリカで MY TARZAN BOY にアイダホで会うことが

出来て、夢のような時間を過ごせましたが、ホワイトサンズを一緒に

歩くことは次の機会になりました。

いつか、一緒に歩いて彼の想いや夢など、いっぱい聞かせてほしいな

そう思っています。

この映画は大好きな RON HOWARD が監督していますが、やっぱり

いいなって思います。

僕がアメリカにいた頃は、ハリウッド映画にしては、それほど大きく

ない予算で制作して、ヒットを出していた時代だったと思います。

ヒットした映画 "BACKDRAFT" や "APOLLO 13" なんかは、まさに

そんな映画だったのかなって思います。

その後も RON HOWARD はハリウッド界のヒットメイカーでした。

この "CINDERELLA MAN" は RON HOWARD と RUSSELL CROWE

が組んだ "A BEAUTIFUL MIND" 以来２作目の映画になりました。

"CINDERELLA MAN" ではもう１人大好きな役者が出演しています。

名脇役 PAUL EDWARD です。

若い頃の作品はほぼ知らないんですが、いい役者だなって思います。

僕と同じ学年なんですが、年齢を重ねた今の PAUL EDWARD は本当

に味があって素晴らしいです。

まさにプロフェッショナル、本物の役者だなって思います。

たくさんのサウンドトラックを持っていますが THOMAS NEWMAN

が手掛けたサウンドトラックはほとんど持っていません。

ひょっとしたら "CINDERELLA MAN" とわずか数枚ぐらいかも・・・

■RUSSELL CROWE の何度観れても素晴らしい父親役が観れる映画

"THE WATER DIVINER" のことを少し書いています。お時間あれば

■LOVE WAS MY ALIBI / KRISTOFFER FOGELMARK

MY DREAM IS STILL ALIVE

ROUGH BOY