BABY COME TO ME / REGINA BELLE
1989年にリリースされた2枚目のアルバム "STAY WITH ME" からの
リードシングル "BABY COME TO ME" です。
何んと言っても NARADA MICHAEL WALDEN がプロデューサーとして
参加し、作曲した "BABY COME TO ME" を REGINA BELLE に提供した
ことが良かったんだと思います。
この深い大人の艶が REGINA BELLE を、R&B界のメインストリームで
他にはない彼女のフィールドを確立させました。
30年以上経った今でもよく聴いています。
R&B界の ADULT CONTEMPORARY で、最も艶のある傑作の1曲です。
当時 BET (BLACK ENTERTAINMENT TELEVISION) を必死で観ていて
BET は黒人版の MTV かな、アメリカ時代の楽しみの1つでした。
当時このPVはヘビーローテーションされていたので BET のチャートで
1位になっていた記憶があります。
いつ観ても REGINA BELLE がカッコいいなって思います。
■BABY COME TO ME ★
■MAKE IT LIKE IT WAS ★
■WAHAT GOES AROUND
■THIS IS LOVE
このアルバムからは4枚ものシングルがリリースされ、全てのシングルが
R&Bチャートでベスト10入りして、2曲の★ が1位を記録するなど
驚異的な成功を収めました。
アルバムは全米63位 のヒットになって、R&Bチャートでは1位を
記録しました。
このアルバムには、当時の売れっ子プロデューサーたちやソングライター
ミュージシャンたちが集結したアルバムで COLUMBIA の肝煎りによって
見事に成功し GOLD DISC を獲得しました。
このアルバムをリリースする直前に、映画 "TAP" のサウンドトラックで
KOOL & THE GANG の JAMES "J.T." TAYLOR とのデュエット曲
"ALL I WANT IS FOREVER" をリリースし、R&Bチャート2位を記録
して、ベストなタイミングで、このアルバムもリリースされました。
歴史に残るこの "BABY COME TO ME" は
NARADA MICHAEL WALDEN そして WALTER AFANASIEFF という今日
では R&B界のまさに重鎮になった二人ですが、この最強の二人が若い頃
にタッグを組んでプロデュースに参加したこと、それがその後の R&B界
のメインストリームを創り上げ、君臨していく歴史を感じさせます。
このアルバムは全米60位 のヒットに終わりましたが、R&Bチャート
では REGINA BELLE にとって、初の1位を記録したヒットになりました。
深い夜に聴く艶のある大人の曲です。
■REGINA BELLE のことを少し書いています。お時間あれば
■QUIET TIME / REGINA BELL ft. BARRY WHITE / 深い艶があります。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY