「ずーーーーっと我慢してきたけど、娘ちゃんの受験も無事終わったし、A子も無事に出産したから、もう全部終わらせて欲しいと思って…」
私はすぐに話を切り出しました。
「ラインの事…？」
「この前、私体おかしくなったよね？もう精神的にホントに限界なの。正直、あんな私見た後も普通にラインを続けてるあんたの神経がまったくわからない」
旦那は腕を組んで私を見ていました。
「このまま放っておいたらA子とのラインって、いつまで続くの？」
「……。」
「自分の娘が受験で苦しんでる時にあんたは、「俺には分からないから」って逃げて、その間よその女と楽しくラインしてゲームして、よその子供の成長を喜んでたんだよ」
「……。」
「平日も休日もやり取りして、これからも子供の写真がずーーーっと送られてきて、バレンタインがあって、誕生日にはプレゼント交換して…これが一生続くの？」
「……。」
「ママにはあれが日常会話には見えないってこと？」
「まだそんなこと言ってるの⁉常識的に考えて、A子のラインはよその旦那に送る内容ではないし、頻度もおかしいよ。そんなに続けたいの？私がおかしくなってもいいと思ってるの？」
「そういうわけじゃないけど……」
なかなか納得しない旦那に、私は自分のスマホのメモ帳を開いて渡しました。
「これ読んで。」
数カ月間、A子からラインが来るたびに書いていた自分の正直な気持ち、考え。
途中からはもう〇にたい、消えたいのオンパレードになっていました。
病みすぎていて恥ずかしいし、情けない内容ですが、旦那に知って欲しいと思いました。
旦那は何度も何度もスクロールしながら、ゆっくりメモを読んでいました。
