旦那とのケンカが終わった後、私は巻き込んでしまった長男の事がずっと気になっていて、2人の時に聞いてみました。
「息子君、最近お父さんと何か話した?」
「別に。なんで?」
「いや、変な事に巻き込んじゃったから。親だけど見方も変わったんじゃない?」
「んー、まぁ…。でも、全部終わったんでしょ?なら良かったじゃん」
大人な対応をしてくれる長男に、私はまた甘えてしまいました。
「パパってさ、考え方が普通じゃないと言うか。人の気持ちとかあんまり考えてないし、こっちが想像する答えが全然返ってこないんだけど、何かおかしいのかな?」
コメントでも頂いていましたが、私も旦那の人の気持ちを考えない言動がずっと気になっていました。性格ではなくて、症状なのではないか…
「病気って事?」
長男は私が言いたい事をすぐに察してくれました。
「怖くて調べてないけど、うん…。」
「でも仕事は普通にできてるよね?」
「うん」
「それって薬とかで治るもんなの?」
「そんな薬なさそうじゃない?…あったとしても『あなたおかしいから病院行って』なんて言えないよ」
「うん。それは言わない方がいいと思う。多分おかしいのって一部の考え方って事でしょ?今回色々やらかしてるから、もう同じような事はしないんじゃない?」
「うん。そう思う」
長男の言葉が私を安心させてくれました。
「あなたが私の子供でほんとに良かったよ」
心からそう思いました。