2024年前期令昭位戦C1リーグ展望 | RMU公式ブログ

RMU公式ブログ

麻雀競技団体、RMUの情報をお届けするブログです。他競技麻雀団体のトピックも随時更新。

皆さんこんにちは。A級ライセンスの宮田です。

前期のリーグ戦もいよいよ佳境を迎え、まずは7/21(日)にC1リーグが最終節を迎えます。さっそく見ていきましょう。

 



 

前節で+156.0と大勝した宿澤が2位春原と77.0p差と大きく抜け出した。よほどのことがなければ昇級は堅いし卓に近いポイントの人がいないから首位通過の可能性も高そう。


 続く2位春原3位北本は1卓で9位よしふじと同卓。

上2人はポイントさえキープできれば相手のポイントを意識する必要はなさそうだが、自身が大きくポイントを減らしてよしふじと競る展開だけは避けたいところ。

7卓の4位尾形も、近い同卓者が11位の津島に変わるだけでほぼ同様。

 最激戦となりそうなのが3卓。

昇級ボーダーを挟んで上にいる青木、川久と直下の松岡の直接対決に加え、真ん中付近にいる松元を挟んで残留ボーダー直下の八尾が会している。

今期よりRMUでは、5人打ちのリーグ戦における抜け番の順番が選択制変更になっており(これまでは開始時点の順位で1~5戦目が機械的に決められていた)、上3人については抜け番を選ぶところから戦いが始まる、かもしれない。松元は、大きく稼げた時に似たような順位の選手の中では一番昇級の可能性がありそうだが、逆に大きく沈むと八尾のターゲットになりかねない。八尾は、必ずしも最終戦が抜け番とは限らなくなったが、そうなった場合でも残留が望めるポイントにはしておきたい。


 6卓は6位宮田と10位柳が同卓。

この位置になると互いより上で終える優位性は上がる一方、別卓にまくられる可能性も高いので、少しでもポイントは伸ばしておきたい。

+30~40p台の4人は上位との直対がある一方で、の下の綾世以下上位との同卓が極端に少ない昇級ボーダーとも残留ボーダーとも同程度離れている中位の選手は、入り方次第といったところか。

残留争いに目を転じると、7卓の野村中川奥住以外は比較的卓が分かれている印象。全体でも一番下の奥住ですら残留ボーダーと50pほどしか離れていないため、こちらの争いも最後までもつれそう。

ちなみに、17位の上田は体調不良のため休節の事前連絡があり、表には反映させていませんが▲30pでトータル▲41.7pで確定となります。さすがにこのスコアが残留ボーダーになる可能性はかなり低いと思いますが、いちおうの目安にはなると思われます。

 

C1リーグについては以上となります。

今後、今期も各リーグについて書いていきますので、経過を追う時の参考にしていただけたらと思います。

(文中敬称略 文責・宮田信弥)